はじめに
社会人になるまでの私は典型的な"三日坊主タイプ"でしたが、意識的に習慣化を設計した結果、現在1123 日(3 年以上)も継続し、目標達成ができるようになりました。
この記事では、経験に基づいた習慣化の方法をまとめます。
✔️ 継続できたこと一覧
資格学習: 基本情報・応用情報・AWS クラウドプラクティショナー、FP3 級 ➡️ 合格!
語学: スピークバディ 1 日 1 レッスン➡️ 一人海外旅行(マレーシア)達成!
健康: ストレッチ、ヨガ、体幹、スクワット ➡️ 体型維持!
生活改善: 瞑想、食事管理、ジャーナリング ➡️ メンタルの安定
✔️ 使用アプリ:継続する技術(Habit)
私が、継続のために使用したアプリは以下です。今やメジャーとなりましたが、素晴らしいプロダクトだと思います。
- アプリ名:継続する技術
- 開発:bondavi Inc.。 App Store
- App Store カテゴリ:Health & Fitness。 App Store
- コンセプト:
「やる気頼みではなく、継続できる知識とデザインで習慣を作る」アプリ。 App Store
「頑張らないけど続く」ことを重視。
シンプルなアプリで毎日の記録・30 日サイクルの達成・円グラフによる可視化で、継続のモチベーションを高めてくれます。
iOS
Android
✔️ 習慣が続く 5 つの設計ポイント
1. 時間・場所・行動の"3 点セット化"(トリガー設計)
例:応用情報の勉強
- 時間:夜 19:00
- 場所:デスク
- 行動:過去問 25 問
2. 「毎日やる」前提で設計する(頻度の固定)
「週 3 でやる」は難しい。「毎日やる」はむしろ簡単です。
理由:
- 判断の余地がない(やる or やらないの迷いがない)
- ルールが単純
- 行動が歯磨きと同じ“デイリー化”される
「今日やるかどうか」を毎回判断する必要がなくなり、認知負荷が下がります。
3. "毎日できる最小単位"に分解(最小化)
1 分・1 問・1 ページ・1 レッスン。小さすぎる目標が、結局いちばん強い。
具体例: 英語学習「5 分」、体幹トレーニング「30 秒」、AWS 学習「20 問/日」
4. 行動ハードルを限界まで下げる(成功率 99%設計)
例:ランニング
- 毎日走る → △
- 毎日 1km 夜 9 時 → ◯
- 毎日ランニングシューズを履く → ◎
「やらない理由」を先に考えて、それを排除する設計にする。
どうしても気分が乗らない、体調が悪い日でもできることを設計する。
5. 結果を記録して"成功経験を見える化"(記録の力)
例:
- 習慣化アプリで達成日数を可視化
- エクセルで正答率の推移をまとめる
- ランニングアプリで累計の距離を記録する
応用情報取得時の問題数と正答率の推移
実際の成果: 7/27〜10/9 の約 2.5 ヶ月間、毎日 19:00 に 25 問解き続けた結果、スコアが36%から 71%に向上。

✔️ 小さな成功体験の積み重ねが、大きな継続を生む
1000 日以上続いたのは、才能ではなく "設計" が正しかったから だと思います。
習慣は小さくても、続けると人生の根っこの部分が変わります。自分の行動に規律が生まれ、自己効力感が高まり、挑戦のハードルが下がります。
そして何より、自分は続けられる人間だと思えることが、最大のメリットだと思います。
まとめ
習慣化は「やる気」ではなく「設計」です。
- ✅ 時間・場所・行動を固定する
- ✅ 毎日やる前提で設計する
- ✅ 最小単位に分解する
- ✅ 成功率 99%を目指す
- ✅ 記録して可視化する
この 5 つのポイントを意識すれば、誰でも習慣を継続できます。ぜひ、小さな習慣から始めてみてください!
