AndroidのJetpack ComposeでIntrinsicSizeを用いてComposeを作成した時の知見です。
この記事は以下のバージョンに対応しています。

	バージョン
Jetpack Compose	1.0.4
AndroidStudio	ArcticFox 2020.3.1 Patch 3

#IntrinsicSize

子要素Aは親の高さと同じ
子要素Bの高さによって親の高さが決まる

この条件を満たすComposeを作成する場合に、IntrinsicSizeを用いると実装できます。
例えば

このようなComposeを作成する場合、左の縦線(子要素A)は親の高さと同じで、テキスト(子要素B)の高さによって親の高さが決まります。

この場合、親のmodifierにModifier.height(IntrinsicSize.Min)を指定すると実現できます。

IntrinsicSizeSample.kt

@Preview(showBackground = true)
@Composable
fun IntrinsicSizeSample() {
    Row(
        Modifier
            .height(IntrinsicSize.Min)
            .padding(4.dp)
    ) {
        Spacer(
            modifier = Modifier
                .width(12.dp)
                .padding(horizontal = 4.dp)
                .fillMaxHeight()
                .background(color = Color.Gray)
        )
        Text(
            text = "テキスト",
            fontSize = 20.sp
        )
    }
}

TextのfontSizeを40.spにしたとしても

となります。
今回はheightを調整するためにIntrinsicSizeを利用しましたが、widthを調整する際にも利用できそうです。