Gist とは
GitHub が運営する短いコードを共有するためのサービスです。
友達にコードを送りたいときなどGistで通じて共有したりできます。
または自分用のメモとしてコードを残しておくのにも便利です。
基本はウェブ上で操作しますが、開発中にわざわざブラウザを開くのがめんどうだという人のために、コマンドラインからGistを投稿する方法を説明します。
(環境: MacOS Sierra、Python 3.6.0)
python-gist の準備
インストール
$ pip install python-gist
アクセストークンを発行する
アクセストークンを発行しましょう。
Github のトップページから、[Settings] > [Developer settings] > [Personal access tokens] へと進みます。
右上の[Generate new token] から新しいトークンを生成します。
[Token description] は何か適当な文字列を入力しておきます。
今回はGist を作成したり編集したりしたいので、スコープの範囲としてはgist をチェックし[Generate token] ボタンを押します。
アクセストークンは40個の英数字文字列のものです。
一度表示されたら、次回からは見ることができなくなるようなので確実にコピーしておきしょう。
設定ファイルの作成
アクセストークンをpython-gistに教えてあげましょう。
$HOME/.config/gist という名前のファイルを作成します。
その後、テキストエディタで以下のように編集します。
[gist]
token: [ここにアクセストークンを入力]
editor: /usr/bin/vim
(もしくは/usr/bin/emacs でもOK)
以上で設定は完了です。
使い方
- private に作成したい
$ gist create "some comments" hoge.py
- public に作成したい
$ gist create "some comments" hoge.py --public