こんなところにも時系列データ:GitHubの「草」を別の角度から見る
はじめに
GitHubのプロフィールを見ると、緑色のタイルが並んでいます。「草」と呼ばれたりもしていますね。
今回は、自分のコントリビューションデータを取得して、ヒートマップ以外の角度から眺めてみます。年末ぽいですね。
全体像を眺める
まずは1年分の累積グラフから。
年始は「毎日プッシュ」とか頑張ったこともあったんですが、2〜3月あたりから早くもほぼ平ら。
ヒートマップでは分かりづらいのですが、6月に急に伸びていますね。自分でもびっくり。
データサマリー:
- 期間: 2024-12-01 〜 2025-12-01
- 総コントリビューション: 1,967
- 最大日: 101(2025-06-09)
止まった時期(2月)
2月に前庭神経炎という病気で入院しました。
朝起きるとめまいで部屋がグルグルと回り続けていて、起きて歩くこともできない、たまらず入院しました。数日間はPCやスマホに焦点を合わすこともできず、退院後もしばらくは目眩が続きました。
右側のグラフが「何もしなかった期間」の分布です。長いところでは30日近くも空いてしまいましたね。
爆発した時期(6月)
この頃はまだ体調も本調子じゃなかったんですが、何が起こっていたんでしょう。
6月の山がすごいことになってます。1ヶ月で317コミット、最大で1日101コミット。バグってますね。
何を作ってたかというと:
-
mcp-server-redmine: 94コミット(Redmine連携のMCPサーバー) -
mcp-server-as-http-*: 92コミット(HTTP経由でMCPを叩く。MCPがstreamableHTTPに対応する前) -
napoleon: 40コミット(Vibe codingでゲーム作ろうとした。未完)
などなど
この時期、Gemini-2.5-pro の性能とリーズナブルさに感銘を受けて自作のエージェントを作っていました。 エージェントが自らイシューを読み書きしてブランチを切って開発する、というのをやらせてました。一晩走らせたらAPI使用料が数万円になったことも。おかげでエージェントのフローやツールについて理解が深まりました。
曜日の傾向
ついでに曜日別も見てみます。
火曜日が一番多いですね。
土曜は一息つき、日曜は朝からコーヒー飲みながらコーディングすることが多いです。
まとめ
1年分のデータを眺めると、振り返ることが多くありました。入院は自分にとって大きなできごとでした。健康は大事です、家族の大事さも改めて感じました。大病をしてしばらくは摂生していましたが、また最近体重が増えてきてしまっています。
今回使ったのは下記のghコマンドです。ぜひコントリビュートを眺めながらこの一年を振り返ってみましょう。
gh api graphql -f query='
query {
user(login: "YOUR_USERNAME") {
contributionsCollection {
contributionCalendar {
totalContributions
weeks {
contributionDays {
date
contributionCount
}
}
}
}
}
}'
明日の時系列データ Advent Calendar 2025 3日目は、1日目で紹介した疲労度モニタリングの続編「②PERCLOS(眠気の指標)」について解説予定です。お楽しみに!



