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micro:bitのMakeCode拡張ブロックをつくる

Last updated at Posted at 2019-10-16

環境

  • Windows10

概要

Windows10上にMakeCodeの拡張ブロックをつくる開発環境 pxt-microbit を構築して、拡張ブロックを開発する。

pxt-microbit は node.js でつくられた pxt 開発環境のターゲットの一つであり、TypeScript と C++ によって MakeCode の拡張機能を開発することができる。

pxt-microbit は micro:bit の実行ライブラリ micro:bit runtime を直接利用したプログラムを組むことができる。

pxt-microbitのインストール

node.js を入れる

pxtは v.8.9.4 以上を要求している。
Download | Node.js

pxt を入れる

npm install -g pxt

拡張ブロックの開発

開発ツールの使い方は Command Line Tool を参照。

プロジェクトの初期化

まず、開発ディレクトリでターゲットを設定する。

pxt target microbit

必要となるモジュールをインストールする。

pxt install

プロジェクトのビルド

pxt build するとコードを makecode.com へ送ってコンパイルする。

プログラムの書き込み

pxt deploy すると test.ts が動くプログラムが接続された micro:bit へ転送される。

MakeCode のウェブアプリでビルドしたローカルファイルの .hex を読み込んで利用することもできる。

拡張ブロックの公開

MakeCode で Github から読み込むと最新バージョンが読み込まれるので、更新するときには pxt bump でバージョンアップをする。

すでにその拡張機能を利用している MakeCode プロジェクトならば、javascript 表示にしてエクスプローラ―から「更新ボタン」を押すだけでバージョンアップできる。

開発ノウハウ

microbit-dalを変更する

コンパイルに使用される microbit-dal のコードは、 pxt.json で設定できる。ただし、一旦 microbit リポジトリを経由して呼び出されるので、microbit-dal を指定する microbit リポジトリを作らなければならない。

{
    "yotta": {
        "dependencies": {
            "microbit": "yokobond/microbit#mbit-more"
          }
    }
}

microbit リポジトリ変更箇所

module.json
  "dependencies": {
    "microbit-dal": "yokobond/microbit-dal#mbit-more"
  },

Comparing lancaster-university:master...yokobond:mbit-more · lancaster-university/microbit

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