Windowsのターミナルに、Google Cloud SDKのPowerShellを追加する方法のメモ。コマンドプロンプト版でもショートカットの情報をきちんとエスケープして真似ることで可能。Google Cloud SDKに限らずほかでも一緒。例えばAnacondaとか。
壊れないように、下記の手順でjsonを開いたときにバックアップを取っておくとよい。
手順
- ターミナルを開く
-
Ctrl+Shift+,
を押して、settings.jsonをテキストエディタで開く- ここでVisual Studioとかが開いて、編集できない人、好きなテキストエディタで開きたい人は、後述の追加1へ。
- jsonの"profiles">"list"に、Google Cloud SDKを追加する。
- 基本的に、もとからある
{}
を見ながら、似たような感じで真似して作る。 - また各種設定は、スタートメニューのショートカットから情報を得る。
- ショートカットから情報を得る方法は、後述の追加2へ。
-
{}
を1つ追加する。(カンマも適切に入れる) - 新しい"guid"を得る
- 新しいguidを取得する方法は、後述の追加3へ。
-
{}
内に要素を追加"hidden": false
-
"name": "Google Cloud Tools for PowerShell"
- 自分がわかればなんでもよい
-
"startingDirectory": "C:\\Program Files (x86)\\Google\\Cloud SDK"
- 上記は私の環境。自分のショートカットの情報に合わせること。
-
"commandline": "C:\\WINDOWS\\System32\\WindowsPowerShell\\v1.0\\powershell.exe -NoExit -ExecutionPolicy Bypass -File \"C:\\Program Files (x86)\\Google\\Cloud SDK\\google-cloud-sdk\\platform\\PowerShell\\GoogleCloud\\BootstrapCloudToolsForPowerShell.ps1\""
- 上記は私の環境。自分のショートカットの情報に合わせること。
-
\
は\\
へ、"
は\"
へ、変更(\
を追加)してエスケープする。 - 他のショートカットを真似るとき用のメモ
-
'
、&
はエスケープ不要
-
- 基本的に、もとからある
- 保存して閉じる
- ターミナルを再起動して、選択して起動確認。
追加1:ターミナルの設定ファイルをテキストエディタで開く方法
- Windowsの左下の検索欄で、「拡張子」で検索
- 設定>「ファイルの種類ごとに規定のアプリ」を選ぶ
- 開くと、「名前」と「規定のアプリ」がずらーっと表示される。
- 「名前」は、ピリオドで始まる英数字で、これが拡張子。
- その拡張子の場合に開くプログラムがが右の「既定のアプリ」。
- スクロールして「.json」を探す
- 「.json」に対応するプログラムをクリックして、好きなテキストエディタに変更する
追加2:Google Cloud SDKのショートカットの情報を得る方法
- スタートメニューのGoogle Cloud SDK>Cloud Tools for PowerShellを右クリック
- その他>ファイルの場所を開く
- Cloud Tools for PowerShellを右クリック>プロパティ
- リンク先が、"command"にあたる
- 作業フォルダが、"startingDirectory"にあたる
追加3:新しいguidを取得する方法
- PowerShellを開く
powershell -Command "[Guid]::NewGuid()"