はじめに
先日、初めての Apple Watch アプリ「乗るまで何分」をリリースできましたが、ネット情報を頼りに手探りで Watch アプリを開発するまでにハマったことを、書いておきます。それらは判ってしまえば、なぁんだ!といったことですが、解決するまでは必死で調べたので、これから始める人には役にたつかもしれないと思います。
開発環境は Xcode 9 を MacBook Air 13 です。
最初のつまづき
まず、Xcode で File → New → Xcode Project で、WatchOS タブの iOS App with WatchKit App を選択して新しいプロジェクトを作ります。
これも、後からわかったことですが、普通に iOS の Master-Detail App など該当するスタイルのプロジェクトを選んで作成してから、File → New → Target... で、WatchKit App を追加する方法があって、この方が、iOS 側のアプリの自由度があって良いと思います。
Watch のシュミレーターが開かない
作成したばかりの WatchKitt App を含むプロジェクトを、そのままシュミレーターで動かしてみようとしたら、iPhone のシュミレーターだけが起動して、Apple Watch のシュミレーターが起動しない。はて?
シュミレーターの選択メニューに + Apple Watch.... が出てこない。

ネットでググってみたり、プロジェクトの設定を調べたりしたがよくわからない。
で、偶然、ターゲットの部分(この機能すら知らなかった)を誤ってクリックしたら、WatchKit を選ぶと iPhone + Apple Watch... が選択できるようになることが判って、見事 Apple Watch のシュミレーターが起動できました。

途中のつまづき
とりあえずシミュレーターでのデバッグができるようになったので、のサンプルをネットで探しながら実装を始めると、Swift のバージョンが古い時期のものが多数あって、そのまま利用するとエラーになるものが続出。大概は Xcode のエラーメッセージを見て、場合によっては Fix ボタンで修正してくれるのでなんとかなりましたが、最後に苦労したのが iPhone から Watch に情報を送信するあたり。最終的にはこの Qiita にあった最新の情報が参考になった。いっぱいありすぎて忘れたのと、この辺りは学習用のプロジェクトで試行錯誤して勉強していくしかないかと。
最後のつまづき
シュミレーターでのデバッグも、実機でのデバッグもできて、いよいよ App Store にアップロードしようとしたら、署名ファイルのエラーが出て、何故なのかわからず悶々と無駄に時間を過ごしましたが、ネット上に解決のありました。それは、配布用証明書はiPhoneアプリだけでなくて WatchKit、WatchKit Extention にも必要だということでした。(恥ずかしながら、iPhone アプリにくっついているので、iPhoneアプリ用に配布用の証明書を作成しただけで良いと思い込んでいたのでした)
iPhoneアプリ(本体)の Bundle Identifier で証明書を作成した他に、WatchKit 用に .watchkitapp を追加したものと、WatchKit Extension 用に .watchkitapp.watchkitextension を追加したもの、合計3個の配布用証明書を作成する必要があるのでした。
iTunesconnect のサイトでは、一個(iPhone用のもの)を用意するだけで、アップロードできます。
リリースしたアプリ
私が Apple Watch アプリとして初めてリリースしたは「乗るまで何分」というアプリです。
時刻表と連動して次に乗れそうな便までの残り時間をカウントダウンします。また、次の便、その次の便の発時刻も表示します。時刻表は iPhone 側で最大5つまで登録でき、Watchで表示する時刻表はデジタルクラウン(竜頭)を回して選択します。

有償アプリ(240円)ですが、ご興味ありましたら以下のサイトをご覧ください。
紹介サイト: http://ynomura.com/home/?page_id=263
App Store で見る: https://itunes.apple.com/jp/app/乗るまで何分/id1296168550?mt=8%3Cbr%20/%3Ehttps://itunes.apple.com/jp/app/乗るまで何分/id1296168550?mt=8