はじめに
- OS
- Windows10 Pro
- Version
- Python 3.7.3
更新日時
更新日 | 内容 | 名前 |
---|---|---|
2020.07.26 Sun | 新規作成 | Yamada |
2020.08.02 Sun | f文字列 追加 | Yamada |
2020.08.02 Sun | int関数 追加 | Yamada |
2020.08.02 Sun | float関数 追加 | Yamada |
2020.08.10 Sun | 関数・メソッド・組み込み関数 追加 | Yamada |
2020.09.06 Sun | ファイル入出力 追加 | Yamada |
参考資料
Pythonエンジニア育成推進協会監修 Python 3スキルアップ教科書
最初のプログラム
print('Hello,World')
基本ルール
変数の宣言
- ハッシュ記号は変数名に利用できない
- ドルマークは変数名に利用できない
- 数字で始まる変数名は宣言できない
- Pythonのキーワードに使われている文字列は変数に利用できない
- 文字列リテラルはシングルクォーテーションを扱う
- 文字列リテラルはダブルクォーテーションを扱う
データ型
- 文字列型
- 数値型
- 組み込み型
HelloStr = 'Hello,World'
print(HelloStr)
# Hello,World
型変換
- 暗黙的型変換
- 変数初期化時に代入演算された値に基づいてデータ型を変換すること(一般的な解釈)
- Pythonでは厳密には型変換ではない
- 各データ型のインスタンスオブジェクトを生成して名前を付ける感じ
name = 'Yamada'
print(type(name))
# <class 'str'>
age = 18
print(type(age))
# <class 'int'>
文字のエスケープ
表示文字 | エスケープ文字 |
---|---|
改行 | \n |
タブ | \t |
" | " |
バックスラッシュ | \| |
文字列リテラル
- 複数行にまたがる文字列
- 3回のシングルクォートで括る
- 複数行にわたるコメント
- 3回のシングルクォートで括る
使い方
sentence = '''
これは文章です。
入力したとおりに
改行も認識されます。
'''
print(sentence)
# ここからコメント
'''
出力内容
これは文章です。
入力したとおりに
改行も認識されます。
'''
# ここまでコメント
文字列の連結
- 文字列の連結には「+」を使います。
- 数値を結合する場合
- str関数を使って文字列に変換すること
- 数値を結合する場合
使い方
age = 999
firstName = 'Yamada'
message = 'Hello ' + firstName + str(age)
print(message)
# Hello Yamada999
中間に変数を挟まない方法
age = 999
firstName = 'Yamada'
greeting = 'Hello '
print(greeting + ' ' + firstName + str(age))
# Hello Yamada999
文字列補間
- 文字列内で変数の中身を展開する方法
firstName = 'Yamada'
greeting = 'Hello {}'.format(firstName)
message = 'Your name is {} '.format(firstName)
print(message)
print(greeting)
'''
Your name is Yamada
Hello Yamada
'''
f文字列
Python 3.6 から使える機能
文字列内で変数展開が可能
PHPでダブルクォーテーションでくくった変数が
展開されるのと動きは似てる。
ていうか、それっぽい。(PHPer脳)
firstName = 'Yamada'
greeting = f'Hello {firstName}'
message = f'Your name is {firstName} '
print(message)
print(greeting)
# Your name is Yamada
# Hello Yamada
組み込み関数
int関数
指定された文字を数値に変換する。
このとき第2引数に進数Nを入れておくと
進数Nに対応する値Xを 10進数に変換する。
基数として指定できる値は 0 か 2 から 36
print(int(17.58))
print(int("1011", 2))
print(int("A4", base=16))
# 17
# 11
# 164
float関数
float 関数は引数に指定した数値または文字列を
浮動小数点数に変換して取得する。
print(float(17.58))
# 17.58
iter関数
文字列やリストなどの順番に並んだデータをイテレータとして返す関数
nextを使うと先頭から順番にデータを取り出します。
firstName = 'Yamada'
firstName_iter = iter(firstName)
print(next(firstName_iter))
print(next(firstName_iter))
print(next(firstName_iter))
print(next(firstName_iter))
print(next(firstName_iter))
print(next(firstName_iter))
# Y
# a
# m
# a
# d
# a
# 7文字目はないのでStop Iteration
# print(next(firstName_iter))
'''
Traceback (most recent call last):
File "<stdin>", line 2, in <module>
StopIteration
'''
関数・メソッド・組み込み関数
関数
変数x,yがあって,xの値を定めるとそれに対応したyが
ただ一つに定まるとき,yはxの関数であるという。
要するに自動販売機
\110 を投入すると缶コーヒーが出てくる的な話
メソッド
メソッドは、クラスにおける動作、処理(手続き)を表す要素です。
オブジェクト指向における「ふるまい」
関数と同じ関数であるもののメソッドは
あるクラスに属する「メンバ関数」のことを指す
組み込み関数
組み込み関数とは、プログラミング言語などの仕様に
あらかじめ用意され、標準で使用できる関数のこと。
ビルトイン関数や標準関数ともいう
言語構造上、用意されている関数のこと
ユーザ定義関数(user-defined function)
組み込み関数に対してプログラマが
コード上で定義・実装した関数を「ユーザー定義関数」という。
自分で作った関数のこと(メソッドではない)
ファイル入出力
ファイルオブジェクトでwriteメソッドを使うと
テキストを書き込めるが
実はprint関数でもテキストを書き込める。
正確には
標準入出力から作成したファイルオブジェクトを
print関数に渡す。
今後できるようになること
おわり
print('to be continued !!')