はじめに
Salesforceとのデータのやり取りは、REST APIで実装していたが
Sorp API(WSDLベースのAPI)を使用しての実装も追加すべく、設定方法をメモ
参考
基本的には、以下ガイドに沿った形で環境作成
開発環境
Spring Boot 2.5.0
Java Openjdk 11
環境作成
組織の WSDL ファイルの生成
Salesforceにログインし
- 「設定」- 検索で'API'
- APIを選択
- 「Enterprise WSDL」の「Enterprise WSDL の生成」を選択 ※今回はこれを使用
- 「Generate」
- 以下のような形でxmlファイルが作成される為、名前を付けて保存する
今回は「enterprise.wsdl」として保管
組み込みの WSC .jar ファイル作成
以下から対象APIバージョンのものを取得できるが今回はgitのソースから作成する
https://mvnrepository.com/artifact/com.force.api/force-wsc
gitソースは以下
https://github.com/forcedotcom/wsc
基本的には、Gitに記載している通りに実施すればよいが
git clone https://github.com/forcedotcom/wsc.git
cd wsc
mvn clean package -Dgpg.skip
自分の環境では以下でないとエラーになった
mvn clean package -D gpg.skip
ターゲット以下にjarファイルが作成されるので
組織のWSDLファイルと作成したjarファイルを使用しJavaスタブファイルの生成する
java -jar target/force-wsc-xx.x.x-uber.jar enterprise.wsdl wsc.jar
enterprise.wsdl ・・・Currentを意識してパス指定
wsc.jar ・・・作成ファイル
注意:コンパイルする際のJavaバージョンに注意
上記javaは開発環境のバージョンとそろえておいたほうが無難