著者 Adam Tworkiewicz
最終更新日 2021年9月8日
警告
本記事はTeradata CorporationのサイトGetting Startedに掲載された内容を抄訳したものです。掲載内容の正確性・完全性・信頼性・最新性を保証するものではございません。正確な内容については、原本をご参照下さい。
また、修正が必要な箇所や、ご要望についてはコメントをよろしくお願いします。
概要
このクイックスタートでは、JDBCを使用してTeradata Vantageに接続する方法を説明します。サンプルJDBCプロジェクトを通して説明します。プロジェクト全体はGitHubhttps://github.com/Teradata/jdbc-sample-appで公開されています。
前提条件
・Teradata Vantageインスタンスにアクセスします。
Vantageの新しいインスタンスが必要な場合は、Google Cloud、Azure、AWSのクラウドにVantage Expressという無料版をインストールすることができます。また、VMware、VirtualBox、またはUTMを使用して、ローカルマシン上でVantage Expressを実行することもできます。
・JDKが必要です
・Mavenが必要です
#ドライバのインストール
① Teradata JDBC download pageにアクセスし、ドライバをダウンロードします(zipまたはtarを選択できます)。ウェブサイトは、ファイルをダウンロードする前に、ログイン(アカウントをお持ちでない場合は、最初に登録する必要があります)し、ライセンスに同意するように求めます。
② ドライバを解凍します。
③ ドライバをローカルのMavenリポジトリに追加します。
mvn install:install-file \
-Dfile=terajdbc4.jar \
-DgroupId=com.teradata \
-DartifactId=terajdbc4 \
-Dversion=17.10.00.26 \
-Dpackaging=jar \
-DgeneratePom=true
mavenプロジェクトに依存関係を追加する
ローカルリポジトリにjarがあるので、Mavenのpomでjarを依存関係として参照することができます。
<dependency>
<groupId>com.teradata</groupId>
<artifactId>terajdbc4</artifactId>
<version>17.10.00.26</version>
</dependency>
クエリを送信するコード
この手順では、Vantage データベースが localhost のポート 1025 で利用可能であると仮定しています。ラップトップでVantage Expressを実行している場合、VMからホストマシンにポートを公開する必要があります。ポートを転送する方法については、仮想化ソフトウェアのドキュメントを参照してください。
プロジェクトはセットアップされました。あとはドライバをロードし、接続と認証のパラメータを渡し、クエリを実行するだけです。
package com.teradata.app;
import java.sql.*;
public class App {
static final String DB_URL = "jdbc:teradata://localhost";
static final String USER = "dbc";
static final String PASS = "dbc";
static final String QUERY = "SELECT * FROM dbc.dbcinfo";
public static void main(String[] args) {
App app = new App();
app.query();
}
public void query() {
Connection conn = null;
Statement stmt = null;
ResultSet rs = null;
// Open a connection
try {
conn = DriverManager.getConnection(DB_URL, USER, PASS);
stmt = conn.createStatement();
rs = stmt.executeQuery(QUERY);
// Extract data from result set
while (rs.next()) {
System.out.println(String.format("setting: %s, value: %s", rs.getString(1), rs.getString(2)));
}
} catch (SQLException e) {
e.printStackTrace();
} finally {
if (rs != null) {
try {
rs.close();
} catch (SQLException e) { /* Ignored */}
}
if (stmt != null) {
try {
stmt.close();
} catch (SQLException e) { /* Ignored */}
}
if (conn != null) {
try {
conn.close();
} catch (SQLException e) { /* Ignored */}
}
}
}
}
まとめ
このクイックスタートでは、JDBCを使用してTeradata Vantageに接続する方法について学びました。最新のJDBCドライバをインストールし、Mavenをビルドツールとして使用したJavaアプリケーションで使用する手順を説明しました。
さらに詳しく
・Teradata JDBC Driver Reference