リモートワークでも結局ベースはオフィス勤務でも変わらないと思う
いきなりブチあげましたが色々なチームとしてのキャッチアップが必要なところは同じかと思う
新人さんとかエンジリアリング歴の浅い人へのマネージメント力がどうしても低下してしまう
- 作業管理に日報等集めてみるものの文章から各作業にどのくらい時間をかけたかが分かり辛い
- ハマってるときに様子を察して適切なアドバイス出すタイミングが読めない
- 依頼した作業についてどの時間帯になに取り掛かるべきか一声かけるようなコミュニケーションを取り辛い
こういうのってありませんか?
シニアエンジニアはこれを経験則で報連相してくるので良いのですが、ジュニアエンジニアはそうもいかない
「何でも聞いて」というスタンスでも手が空いているタイミングが分からないので声をかけづらし、チャットツールがあっても明文化するスキルが育ってないため、どう質問すれば良いのか分からない
それを報連相力で片づけちゃうのはあんまりだ・・・
逆にマネージャー側はこういう状況をキャッチアップするのが大変なのでオフィス勤務より気苦労が増えてしまう
という問題の打ち手としてアンチパターンが実装されてしまう
要は慣れが大きいけど体験しないと慣れてはいかない。フツーに慣れるまでにはオフィス勤務一択の時代より数倍は時間がかかってしまうのは仕方ない。だから、強制的な方針が打ち出されたりした。
過剰監視
マイクロマネジメントだけならまだわからんでもないけど、インカメで着席してるか監視、キーストロークを記録して仕事してるか監視。これはいくら何でもやりすぎだ。恐怖政治的に心理的安全性を下げてしまう。
オフィス回帰 ※メリットも大きいけどね!
正攻法ではある。フルリモートから週5出社とか極端なのも散見する。チーム全体として生産性は上がるとおもうけど、リモートワークに設計された仕事をオフィス回帰させると、マネージャーが会議とサポート業務だらけになって手を動かす時間が無くなってしまう。通勤時間分の実務で残業を削れてたのが元通りに。
もっと双方の合意の上でうまいとこコミュニケーションとれるチャンスを作れないだろうか?
チャット/エンゲージメント/チケット管理/ピアボーナスツールはあってもこの部分のスキマを埋めてはくれなさそう
じゃ、作っちゃお!(でた、いつも通り!
というのを実装したらこんなかんじに
- ①バックグラウンドで使用したアプリケーション情報を収集し、それぞれに消費した時間を計測する
- キーストロークの計測監視未満のレイヤーであるアプリ情報レベルで収集で過剰監視となる事を防ぐ
- 集計対象外のものは全て「その他」にまとめられます。作業用BGMでYoutubeを開いた、といったものまで過剰監視しない作りになっています
- ②特定のアプリケーションの操作時間を集計し、一定時間を超える場合に定義されたRunbookを実行し、アラートを自動発砲する
- 煮詰まった状況を自動的にキャッチアップできるようにする。また、マネジメント側がアラート時間を設定することで、報連相への心理的安全を高める
- アラートの設定をPMやシニアエンジニアが行うので、エスカレーションへの障壁がさがります
- ③指定された時間や日時で通知することで、どのタイミングで何をすれば良いのか気づくことができる
- 会議のカレンダーと切り離す事でタスクの忘却を防ぐ。また、これもマネジメント側と相違の設定により、双方のタスクへのコミット感が醸成される
- Outlookとかの会議のカレンダーと切り離す事でタスクの忘却を防ぎます
各設定ファイルに定義されたルールで動作します。以下のようなチームでの運用が望ましいでしょう
- PMやシニアエンジニアは「タスク集計定義」と「スケジュール通知」の設定ファイルを準備し、チームでファイル共有します
- Windows起動時に自動起動する設定をします 設定例
- 出力される作業時間のファイルを定期的にアップロードするようにします
- 作業時間のファイルをPM、シニアエンジニアが評価し適切なマネジメントになるようにチューニングします
置き場所
動作画面
①バックグラウンドで使用したアプリケーション情報を収集し、それぞれに消費した時間を計測する
フォアグラウンドで操作していたウィンドウで正規表現でマッチしたものを集計します
②特定のアプリケーションの操作時間を集計し、一定時間を超える場合に定義されたRunbookを実行し、アラートを自動発砲する
stackoverflowで検索し続けていたのでアラートが出た例
③指定された時間や日時で通知することで、どのタイミングで何をすれば良いのか気づくことができる
毎時45分になったらポモドーロテクニックで休憩しましょう、な例
あとがき
正月に貯めたカロリーの消費に、年始の散歩中にふと降りてきたアイディアです!
今年は連休長かったのもあって休み終盤のタイミングだけど無事取り掛かることができました。
まとまった休みがないとコーディングする意欲が湧かなくなってきてるのが良くないですが自画自賛だけど、よくこういうの思いつくよなーって思う。大きなプロダクトにはならなくても着想でニマニマできるなんて素敵だよな。
ガチ目に作りこんだら今までなかったタイプのサービスにはできると思うんだけど、僕が出来るのはここまで
また、何か思いついたら書こう。