チョムリアップスオ
私はカンボジアでITを教えているエンジニアです。2年間の任期のうち、8カ月が終わろうとしています。
実はカンボジアに来てから半年がたった頃、若干バーンアウト気味になりました。毎日がつまらなく感じてしまい、日々の活動も受動的にこなしているだけのような感覚になりました。
しかし、それから2カ月がたった今、1日24時間が足りないくらいに、能動的かつ精力的に生きております。
今回は、なぜ燃え尽きてしまったのかについてと、そこからどのようにして高いモチベーションで過ごせるようになったかについてのお話をしたいと思います!
燃え尽きた理由
まず、燃え尽きた時期までのカンボジアでの出来事とその時の心境について整理したいと思います。
| 時期 | 主な出来事 | 心境 |
|---|---|---|
| 4~5月 | 1ヶ月間、平日は一日研修 自由時間は、同期と観光したり、研修最後のクメール語プレゼン準備 |
これからの生活にワクワク、充実感あり |
| 5~7月 | 任地で一人暮らし、協力隊活動が始まる 平日は8時から17時まで学校で活動 |
カンボジアの現地での生活に慣れること、職場でのコミュニケーションや作業に必死 |
| 8月 | 日々の活動に加え、JICA60周年記念式典の準備が始まる 平日の夜や休日に準備をすることも 旅行や他の隊員との交流などもあり、休日はほぼ外出 |
生活にはだいぶ慣れてきたが、平日夜や休日も人と話す機会が多く疲弊気味 |
| 9~10月式典まで | 式典準備が本格化 学校で自分の講座開始 式典でクメール語での発表をすることになり、自由時間は資料作り及び練習 |
日々式典準備に集中 |
振り返るとよく頑張ったなぁと思います。
日本では絶対に避けて通ってきた、表に立つような役柄をやったり、頻繁に人と会ったりなど、カンボジアの生活や職場に慣れたばかりの中で、休むことなく自分に負荷をかけてしまいました。
けれども、式典はやってよかったと思うような素晴らしいものとなり、その達成感もあって、燃え尽きてしまったのだと思っています。
式典後数週間は、意識してゆっくりと過ごすことを心がけました。しかしその後は、急にやることがなくなったような気がして、毎日を無駄に過ごしてしまっているような感覚でした。
協力隊はあくまでボランティア活動であり、報酬や見返りを求めてやるものではありません。ですので、活動をする意義を自分自身で見つけ、情熱の炎を自分自身で燃やし続けないといけないのです。しかし、この時の私は以前自分で見出した自分自身の活動の意義を忘れかけていました。
心の火を再び燃やした方法
そんなある日、私はこのままではいけないと、自問自答の時間を持つことにしました。残った1年半の任期、モチベーションを高く持って活動や生活をしたい。
そのためにはどうすればいいか考えた時、まずは 自分のために何をしたいか を考えなければモチベーションを高く持てないと気づきました。なぜなら先ほども言ったように、この場所で頑張る意義は、他者からの見返りや報酬ではなく、自分の中にしかないからです。得られる報酬は、自分で自分を褒めるということしかないと思っているからです。
本来は、カンボジアのためにという気持ちでいなければならないはずですが、この頃の「何かをやり切ってしまった状態」の私には、自分のためになるという強い意義を見つける必要がありました。
結論から言って、自分のために1年半でやりたいことは
「任期終了後、日本でまた開発エンジニアをやるためにすべきことをする」 です。
カンボジアで半年過ごしてみて、自分はコードを書いている時間が本当に好きだったんだなと気づきました。もちろん、カンボジアの生徒や現地の人々との活動は全て楽しいです。ですが、学校の生徒IDカード印刷WEBアプリ開発や、休み時間や休日にPaizaの問題を解くことは、私にとって他には代え難い、自分の世界に没入できる至福の時間だなと気づきました。
最強のモチベーションの素を得た現在は、
- 勤務時間中は学校での活動のために全力を尽くす
- 休み時間や休日を日本での就活の準備やスキルアップをする時間に充てる
というスタイルでやっています。
自分のために という時間をもてるようになると、不思議と 人のために 何かをすることに対してもモチベーションが上がってきます。現在は自分のための時間以外は、講座で教えている生徒や周りのカンボジアの人々のために、自分ができることを最大限やるための行動ができていると自分で思っています。
チョムリアップリア
いかがでしたでしょうか。
当時の自分の気持ちや思考の道筋を整理するのが難しく、この記事を書くのに時間がかかってしまいました。
最強のモチベーションの素が欲しくなった時、ぜひ自分のために自分が何をするかを考えてみてください。皆さんが高いモチベーションで生きられることを願っています!