チョムリアップスオ
私はカンボジアでITを教えているエンジニアです。
今回は生徒IDカードを印刷するアプリ作ってっていわれた話の最終回です。
5月末から開発開始して、6月中には一通りの機能がそろいました。生徒情報の一括アップロード・ダウンロード、一括削除に加え、一件ずつのCUD。そして学科や学位などのマスターデータのCRUDが主な機能です。
依頼人である副所長は本当に忙しくされているため、業務手順を含めた最終的なチェックをお願いしずらかったというのもあり、業務が最も簡単かつ最小限で済むよう、私の方で判断して改良していきました。
8月から私の担当する短期講座が始まったこともあって、しばらく放置気味になっていましたが、あっという間に10月になり、新入生の入学受付が始まりました。
いよいよ稼働か!と、ドキドキしながら、私も色々と嗅ぎまわり始めました。
「生徒何人入ったの?」
「500人くらい!」
「いつからIDカード印刷するの?」
「紙の入学申請書から、まずはミニストリーのエクセルにデータを入れないと!」
なかなか大変そうですね、さてどうなったか見ていきましょう!
11月から新入生が500人?!いよいよ稼働か!
今のところの業務フロー
すでに書いたように、アプリを使うよりも前にまず、紙ベースの入学申請書を管轄省指定のエクセルに入れるという業務があります。あれ?と思った方、安心してください。事前にこの情報は入手していて、このエクセルから必要な列をコピペしてアプリインポート用のCSVを作れるように対応済みです!
簡単に業務フローを整理すると以下のようになります。
- 人海戦術で紙ベースの入学申請書をエクセルに入力
- エクセルからコピペ&必要なマスターデータを追加してCSV作成
- アプリにインポート
- IDカード印刷
- A4に9人分印刷されるのでチョキチョキして、カードホルダーにIN!
実際、2~5 は500人分一気にではなく、IDカードを配る日が早い学科×学位の順に区切って作業しています。1 に時間がかかっているようで、まだ100人分しか印刷ができていませんが、アプリの使い方などを引き継ぎながら、順にやっていきたいと思います。
今後の課題
実際に稼働し始めて、細かな改善点が出てきていて、時間があるときに都度修正しています。
細かいことなので、内容についてはここには書きませんが、改善した方がよいと判断している点としては、やはり「私の任期が終わった後、問題なくアプリを使い続けられるか?」です。
例えば、CSVアップロードの機能ではできるだけエラーメッセージを出さないで、正常系に寄せられるところは寄せる、エラーを出さないといけない時はメッセージをわかりやすくする、といったことです。
今後、新しい環境への移行も含めた運用手順、できれば保守開発も引き継いでいくことも重要な課題です。
チョムリアップリア
思ってもみなかった、異国の地でのごりごり開発記録を3回に分けてお届けしました。いかがでしたでしょうか。
日本での業務経験で培ったソフトスキルが活きたなという場面も多々あり、こういったソフトスキルは異国の地でも通用するんだなぁという、新しい発見がありました。
できるだけ長い間、このアプリが活躍できるように、そしてICT学科の先生の誰かがいずれは保守開発を引き継げるように、残りの任期で頑張っていきたいと思います。