チョムリアップスオ
私はカンボジアでITを教えているエンジニアです。
現在、職業訓練校のICT学科の生徒向けにWEBアプリ開発講座を実施中です。
講座の内容を作るにあたって、何ができればWEBアプリが作れるのかを洗い出すことができたので、今回はそれを書きたいと思います。
Let's WEBアプリ開発講座
WEBアプリ開発講座提案書
提案書は
こちらです。日本語にするとこんな感じです。
WEBアプリ開発短期講座提案書
コースの概要
目標: Webアプリケーション開発分野の新入社員として適切な技術力と知識レベルを身につけること
延べ時間: 5か月、120時間(20週間、週3日、1日2時間)
言語: クメール語
内容の概要:
- Webアプリケーション開発の職場についてのさまざまな知識
- Webアプリケーションの構造とコンポーネント
- HTML/CSS 演習
- JavaScript 演習
- SQL 演習
- PHP(Webアプリケーション開発環境構築と演習)
- Webアプリケーション設計書
- オリジナルWebアプリケーション開発
- Webアプリケーションのデモ発表
内容の詳細
Week 1 — Web Application Development in workplace
- 講師について
- 国際的な開発現場について
- Webアプリケーションの構造とコンポーネント
- 開発者ツールでリクエストとレスポンスを見る
- チームワークとそのためのツール
- 専門チーム
Week 2 — HTML/CSS Exercises
- プロフィールページを作る — 詳細画面の実装
- お気に入りのものリストを作る — 一覧画面の実装
- お気に入りのもの入力フォームを作る — 入力画面の実装
Week 3 — HTML/CSS Responsive Design Exercises
- レスポンシブに作る方法
- レスポンシブ・プロフィールページ
- レスポンシブ・一覧画面
Week 4, 5 — JavaScript Exercises
- 入力フォームのバリデーション
- クイズゲームの作成
Week 6, 7 — SQL Exercises
- 自分のPCにデータベースを構築する
- 結合テーブルを使った詳細画面のSELECT
- 条件ありの一覧画面SELECT(結合テーブル使用)
- INSERT と UPDATE
Week 8 - 10 — PHP (Basic and Exercises)
- PHP環境を自分のPCに構築する
- MVC構造
- シンプルなGET/POST画面の作成
- DBとの連携
Week 11, 12 — Web application design document
- 要求仕様書
- 外部設計書(基本設計書)
- 内部設計書(詳細設計書)
- 画面設計書
- データベース設計書
Week 13 - 19 — Development of original web applications
- 職場のように設計する
- コーディング
- テスト
- 講師による確認
Week 20 — Web application demo presentation
- 一人ずつ発表
- お互いにレビュー
講座を途中まで行って気づいた改善点
受講した生徒の様子から、事前に以下のことについても学ばせた方がよいと思いました。
- フォルダとファイル
- フォルダやファイルのパスの表し方
- ファイル拡張子
- エクスプローラーを開発者用に設定変更する - 効率的な操作とショートカットキー
- マウスをできるだけ使うな
- 範囲選択でShift + 方向キーを使うなど
- 基本のショートカットキー色々 - Command Prompt
- ファイルやフォルダの操作
- コマンドはどうやって動くか
- exe ファイル
- 環境変数PATH
来期の講座ではこちらと、その他PC利用時の基本的な注意点などを盛り込みたいと思います!
チョムリアップリア
いかがでしたでしょうか。
講座では言葉の壁がありつつも、英語とクメール語を併記したりなど、スライドを工夫して進めています。
写経に近い時間も多々ありますが、自分でできたという成功体験を積んで、開発って楽しい!を感じてもらうことを最優先に考えています。
あと2~3カ月ほどで今期の講座が終わる予定なので、それまで生徒たちと一緒に頑張りたいと思います!

