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ピクトグラムを作ろう

Last updated at Posted at 2017-12-14

たのしいインフォグラフィック入門」を読んだ。

インフォグラフィック制作のためのステップとして、

  1. ピクトグラム(基礎体力作り)
  2. 図解(基礎体力作り)
  3. インフォグラフィック

という構成になっている。

今回はそのうち、ピクトグラムについてのインサイトを書いてみる。

「ピクトグラム」とは

言葉の代わりになったり、言葉を補うグラフィックのこと。

  • 言葉で説明するスペースが足りない
  • じっくり説明する時間がない
  • 言語が通じない

等の課題を解決するために使用される。

利用シーン

  • 公共の場(標識とか)
  • プレゼン資料
  • 製品パッケージ・取扱説明書
  • デバイス操作画面やwebサイトなどのインターフェイス
  • 動画
  • アート

などなど...

製作フロー

解析作業とデザイン作業に分かれる。

  1. 利用目的の確認(解析作業)
  2. 対象の理解(解析作業)
  3. ラフスケッチ(デザイン作業)
  4. 清書(デザイン作業)
  5. 調整(デザイン作業)

実践[WIP]

※このセクション、あとで追記するかも

①利用目的の確認

  • 写真やイラストではなく、なぜピクトグラムなのか?

    • 何箇所かで使い回すため?
    • スペース的な問題?
    • バリエーションを作る工数がかからないから?
    • 具体的なイメージを持たせたくない・対象を抽象化したい?
  • どこで使うのか?

    • 屋外?
      • 遠くからでも識別できるように気をつける
    • 屋内?
    • 紙媒体?
      • 利用者が限定されるため、ターゲットに合わせてオリジナルのものを作る機会が多い
    • 画面ごし?
      • 利用シーンにおいて考えうる一番小さいサイズで制作する(潰れる可能性を考慮)
  • 誰に向けて?

    • できるだけ多くの人に向けて(汎用的)
    • 年齢・性別・嗜好で絞り込み(特徴的)
  • 何を?(伝えたい情報は何か)

    • ルール:「xxしてはいけません」、「xxを守ってください」
      • 制限速度・喫煙禁止など
    • 機能:「xxするにはこれです」
      • 音楽機器の「早送り」・エレベーターの開閉など
    • 状態:「現在xxです」
      • 電池の残量・音量など
    • 場所「ここはxxです」、「xxはあそこです」
      • 非常口、トイレ、駐車場など
    • 区別:「これはxxです」
      • オリンピック競技種目の区別・ゴミの分別など

②対象の理解

キーワードの抽出を行う
例えば、「マリー・アントワネット」を意味するピクトグラムを作る場合には、「マリー・アントワネット」と聞いて思いつくキーワードを挙げていく。
「フランス・ヴェルサイユ・ドレス・仮面舞踏会・浪費・(パン・お菓子)・革命」など...(括弧内は事実と異なる部分があるので一応囲んでおきました)

③ラフスケッチ

抽出したキーワードをもとに、思い浮かぶモチーフをスケッチする。
キーワードからモチーフが浮かばない時は、キーワードからさらに連想する言葉を挙げていく。
例えば「ヴェルサイユ」であれば、「バラ」「宮殿」などなど。

ラフスケッチの最大の目的は、表現の可能性を洗い出すことなので、紙と鉛筆など、アナログツールで進めると良い。


なんかこんなのを色々描き出して行って、この後モチーフ同士を組み合わせたり、足し引きして「マリー・アントワネット」に近付けていくイメージ。

④清書・⑤調整

周囲の人にラフスケッチを見てもらいながら意見を募り、清書するものを選んだら、デジタルツールで清書していく。
最後に、実際の利用イメージに合わせてテイストを調整したら完成。

まとめ

今回まとめた手法は、ピクトグラムを作る時だけでなく、アイコンや挿絵を選ぶ時などにも活かせそうです。
他にも色々載っていたので、ご興味ある方はぜひ一読することをオススメします => たのしいインフォグラフィック入門

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