SQL*PlusによるOracle インスタンス・データベースの起動・停止についてまとめた。
1. SQL*Plusを起動、SYSDBAで接続
$ sqlplus /nolog
SQL> connect / as sysdba
2. Oracleの起動
-- インスタンスを起動し、データベースをマウントしてオープンする方法
SQL> STARTUP
-- インスタンスを起動するが、データベースをマウントしない方法
SQL> STARTUP NOMOUNT
-- インスタンスを起動し、データベースをマウントする方法(オープンはしない)
SQL> STARTUP MOUNT
-- 起動時にインスタンスへのアクセスを制限する方法
SQL> STARTUP RESTRICT
-- RESTRICTED SESSION機能を無効にする
SQL> ALTER SYSTEM DISABLE RESTRICTED SESSION;
-- インスタンスを強制的に起動する方法
SQL> STARTUP FORCE
-- インスタンスを起動し、データベースをマウントして、完全メディア・リカバリを開始する方法
SQL> STARTUP OPEN RECOVER
-- インスタンスにデータベースをマウントする方法
SQL> ALTER DATABASE MOUNT;
-- クローズしているデータベースをオープンする方法
SQL> ALTER DATABASE OPEN;
-- データベースを読取り専用モードでオープンする方法
SQL> ALTER DATABASE OPEN READ ONLY;
--データベースを読取り/書込みモードでデータベースをオープンする方法(デフォルト)
SQL> ALTER DATABASE OPEN READ WRITE;
3. Oracleの停止
-- NORMALモードによる停止(接続しているすべてのユーザーが切断するまで待機してから、データベースが停止)
SQL> SHUTDOWN [NORMAL]
-- IMMEDIATEモードによる停止(実行中のSQL文を終了、ユーザーを切断、アクティブなトランザクションを終了し、コミットされていない変更をロールバックして停止)
SQL> SHUTDOWN IMMEDIATE
-- TRANSACTIONALモードによる停止(現在のトランザクションがすべて完了するまで待機してから停止)
SQL> SHUTDOWN TRANSACTIONAL
-- ABORTモードによる停止(強制終了)
SQL> SHUTDOWN ABORT
【参考資料】 データベース管理者ガイド