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Liferay7.4で同義語(Synonym)を利用する方法

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はじめに

LiferayはOSSのJavaベースのウェブポータル・システム開発基盤です。2004年から開発が始まり、世界のさまざまな業種にディーラーポータル、カスタマーポータル、またB2Bコマースとして導入されています。

Liferay 7.4はデフォルトでElasticsearchを検索エンジンとして利用しており、同義語(Synonym)を設定することができます。今回は日本語の同義語を設定する方法を紹介します。

公式ドキュメントに同義語の設定があります。このドキュメントではLiferayを立ち上げた後に、詳細に実際に動作させる部分にのみ注目して説明しています。詳しくはこちらを参照ください。

前提

ステップ

  1. 管理者でログイン、コントロールパネル -> システム設定 -> 検索へ移動
  2. 左メニューからElasticsearch7を選択、追加インデックス設定このgistindex-settings.jsonを貼り付けます。
  3. 次にタイプマッピングを上書きに同じgistliferay-type-mappings.jsonの内容を貼り付けます。
  4. 画面の一番下までスクロールして保存します。
    するとLiferayを起動しているコンソール上に以下のようなログが出て、Elasticsearchが再起動されるはずです。
    2022-04-27 08:41:49.554 INFO  [CM Event Dispatcher (Fire ConfigurationEvent: pid=com.liferay.portal.search.elasticsearch7.configuration.ElasticsearchConfiguration)][Sidecar:132] Stopping sidecar Elasticsearch
    2022-04-27 08:42:04.478 INFO  [CM Event Dispatcher (Fire ConfigurationEvent: pid=com.liferay.portal.search.elasticsearch7.configuration.ElasticsearchConfiguration)][Sidecar:119] Sidecar Elasticsearch liferay started at 127.0.0.1:9201
    
  5. 次に左側のメニューから同義語に移動します。
  6. ここで2行目の同義語フィルターのところに青い丸プラスボタンがあるので、それをクリックすると、テキストエリアが1つ下に追加されます。そこにliferay_filter_synonym_jaと入力して保存します。
  7. 続いてコントロールパネル -> 検索 -> インデックス管理検索インデックスを再構築します。で全インデックス再構築を行います。左上のロゴ横にローディングマークが表示されるはずです。それが消えたら再構築完了です。
  8. アプリケーション -> 同義語で同義語を設定します。例えば、都心東京とリターンキーを押すたびにラベル化されるので、それで保存します。
  9. 続いてWebコンテンツを作ってみましょう。日本語モードにして(英語モードだと正しくインデックスされません)タイトルとコンテンツに東京と入力して保存します。
  10. もう一つ、同じく日本語モードでタイトルとコンテンツに千葉と入力してみます。
  11. デフォルトサイトのトップページに移動します。デフォルトだと右上に検索窓に都心とタイプして検索してみましょう。東京がヒットするはずです。
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