Gemini CLI 高度な使い方まとめ
みなさん、こんにちは!
今日は Gemini CLI の高度な機能とカスタム設定 について解説します。
「もっと便利に」「もっと安全に」「もっと自分好みに」Gemini を使い倒したい方にオススメです。
📌 目次
🔧 自定义コマンド開発と TOML フォーマット
Gemini CLI は TOML ファイルを使って、自分だけのカスタムコマンドを作成できます。
よく使うワークフローをテンプレート化して、爆速で再利用できるのが魅力です。
基本構造
name = "greet"
description = "シンプルな挨拶を出力する"
prompt = "こんにちは!Gemini CLI です 🎉"
これで gem greet と入力するだけで、挨拶が返ってきます。
ユーザー入力の取り込み
- {{args}} : コマンド引数を挿入
- !{ls} : シェルコマンドの出力を挿入
name = "show-files"
prompt = "現在のディレクトリにあるファイル一覧:\n!{ls}"
📂 GEMINI.md による階層メモリ管理
Gemini CLI には 「記憶」機能があります。
各プロジェクトに GEMINI.md を置くことで、AI がその文脈を理解してやりとりしてくれます。
例:プロジェクト直下の GEMINI.md
# このプロジェクトについて
- 技術スタック: Kotlin, GraphQL
- 命名規約: snake_case → camelCase に変換
- 注意点: SQL は必ず PreparedStatement を使う
読み込み優先順位
~/.gemini/GEMINI.md(グローバル設定)
プロジェクトルートの GEMINI.md
作業ディレクトリ直下の GEMINI.md
より近いディレクトリにある設定が優先されます!
🛟 チェックポイント機構で安心の状態保存
「うっかりファイル壊した...😱」そんな時に便利なのが チェックポイント機能。
有効化方法
gem --checkpointing
または settings.json に設定:
{
"checkpointing": { "enabled": true }
}
復元コマンド
/restore
Git の影リポジトリを使って「戻れるポイント」を保存しているので安心です。
🎨 テーマカスタマイズと Vim モード
Gemini CLI は見た目も操作感もカスタマイズ可能。
自分好みの開発環境を作れます。
カスタムテーマ例
{
"customThemes": {
"MidnightBlue": {
"background": "#001f3f",
"text": "#ffffff",
"comment": "#7FDBFF"
}
}
}
Vim モード
{
"vimMode": true
}
これで ノーマルモード / インサートモード が切り替えられ、hjkl 移動も可能!
まとめ
Gemini CLI の神機能をまとめると:
-
TOML で自作コマンド
-
GEMINI.md でプロジェクトごとの文脈管理
-
チェックポイントで安心の復元機能
-
テーマ & Vim で開発体験をカスタマイズ
Gemini CLI は、ただの AI 補助ツールではなく
「自分専用の開発アシスタント」 に進化させることができます。
みなさんは Gemini CLI をどう使っていますか?
「こういうワークフローに便利だった!」などコメントでぜひ教えてください 🙌