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はじめに
こんにちは!
2026年最初の投稿として、最近注目を集めているIBM Bobについて書いていきます。
IBM Bobは、AIアシスタントとして様々な機能を持っていますが、今回は特にBob Shellに焦点を当てて、その魅力と実用性をお伝えしたいと思います。
「AIアシスタントでシェル操作?」と思われるかもしれませんが、実際に使ってみると、開発効率が大きく向上することを実感できます。この記事では、Bob Shellの基本的な使い方から、実践的な活用例まで、私が実際に試して便利だと感じたポイントを共有していきます。
それでは、早速見ていきましょう!
Bob Shellとは
Bob Shellは、IBM Bobに統合されているインタラクティブなシェル環境です。従来のターミナル操作に、AIの力を組み合わせることで、より直感的で効率的なコマンドライン体験を実現します。
主な特徴
1. 自然言語でのコマンド実行
複雑なコマンドを覚える必要はありません。やりたいことを日本語(または英語)で伝えるだけで、Bob Shellが適切なコマンドを提案・実行してくれます。
例:
- 「拡張子が.logのファイルを全て削除して」
- 「このディレクトリ内のPythonファイルの行数を数えて」
- 「最近更新されたファイルを10個表示して」
2. コンテキストの理解
Bob Shellは、現在の作業ディレクトリやプロジェクトの構造を理解した上で、最適なコマンドを提案します。単なるコマンド生成ツールではなく、あなたの作業環境を把握したアシスタントとして機能します。
3. 対話的な操作
コマンドの実行前に確認を求めたり、実行結果について質問したりできます。「このコマンドは何をするの?」「もっと安全な方法はある?」といった疑問にも、その場で答えてくれます。
4. 既存ツールとの統合
Bob Shellは、既存のシェル環境(bash、zsh、PowerShellなど)と共存できます。普段使っているコマンドやスクリプトはそのまま使えるので、学習コストを最小限に抑えられます。
従来のシェルとの違い
従来のシェルとBob shellとの違いや特徴を整理してみました。
| 項目 | 従来のシェル | Bob Shell |
|---|---|---|
| コマンド入力 | 正確な構文が必要 | 自然言語でOK |
| エラー対応 | 自分で調査・修正 | AIが原因を説明し、解決策を提案 |
| 学習曲線 | 急(多くのコマンドを暗記) | 緩やか(対話しながら学べる) |
| 複雑な操作 | ワンライナーやスクリプトが必要 | 自然言語で指示するだけ |
[参考] IBM Bob(GUI版) と Bob Shell(CUI版) の違い
IBM Bobには、主に2つの利用形態があります。多くの方が既に使っているGUI版(AIエディター版)と、今回紹介するBob Shellです。両者の違いを理解することで、それぞれの強みを活かした使い分けができるようになります。
| 項目 | IBM Bob(GUI版) | Bob Shell(CUI版) |
|---|---|---|
| 主な用途 | コード編集・ファイル操作 | システム操作・タスク自動化 |
| 操作対象 | プロジェクトファイル | OS全体・外部システム |
| 実行環境 | エディター内 | ターミナル/シェル |
| 得意な作業 | コーディング、リファクタリング | コマンド実行、バッチ処理 |
セットアップと基本的な使い方
それでは、実際にBob Shellを使い始めるための手順を見ていきましょう。
前提条件
Bob Shellを使用するには、以下が必要です:
- IBM Bobへのアクセス権限
- VSCode(推奨)またはターミナル環境
- インターネット接続
現時点(2026/1/3現在)では、IBM Bobは早期アクセス期間中です。利用を開始するには、アクセス権限のリクエストが必要となります。
早期アクセスの申請方法については、@KTSZさんが書かれている Bob とお友だちになろう! の[bobとお友だちになるには?]が参考になると思います。
Bob Shellの起動方法
ターミナルから起動する場合
bob
VSCodeから起動する場合
- VSCodeを開く
- コマンドパレット(
Cmd+Shift+P/Ctrl+Shift+P)を開く - "Bob: Open Shell"を選択
- 新しいターミナルウィンドウにBob Shellが起動します
レッツ・トライ
Bob Shellの実践的な活用例として、レシート画像から購買データを抽出してCSVファイルに保存する方法を紹介します。
IBM Bob(GUI版)の場合、プロンプトに応じたプログラムを作成してくれますが、 Bob-Shellの場合は、あなたの要望を直接実行させることが可能です。
ユースケース
初詣の帰りに寄ったお店のレシートをIBM Bob(CUI版)に参照させ、その内容をCSVファイルとして出力させます。
ポイントは、IBM Bob(CUI版)がレシートの内容をみて、消費税込みの金額なのか、消費税を含まない金額なのかを判断できるか! になります。
読み込ませた2つのレシートは消費税の扱いが異なります。
IMG_0073.jpeg → 税"抜き"価格
IMB_0074.jpeg → 税"込み"価格
準備
カレントディレクトリに、2枚のレシート画像を保存しておきます。
$ ls
IMG_0073.jpeg IMG_0074.jpeg
IBM Bob-Shellへの依頼
$ ls
IMG_0073.jpeg IMG_0074.jpeg
$ bob
こんなプロンプトをインプットします。
#指示
このディレクトリにあるイメージ画像を読み取って、日時、店名、商品名、商品名の認識精度、単価からなるCSVファイルを作成してください
#注意事項
・商品名の横に単価が表示されていない場合、その上の商品名の続きの可能性があります
・レシートによっては商品名に数量が含まれている場合がありますので、省略せずに出力してください
・商品単価に消費税が含まれている場合は、消費税を引いた金額を出力してください
・レシート全体を見て、その単価が消費税を含むのか、含まないのかを考慮し、最終的には検算することで判断してください。
・各商品単価を足し合わせた値が小計で、小計に消費税をかけた値が合計の場合、各商品単価は消費税を含まない可能性が高い
・商品名の認識精度(xx%)をCSVに含めてください
様子1
まずは、 タスクの分析と計画が開始される
様子2
指示通り、検算を行なってくれるのですが、税込価格と誤解してしまう。。。
様子3
しかし、最終段階で、検証の必要性を認識し、詳細な検証作業により、『税抜き』と結論づける。なかなか、やるね 👍
結果は!
無事、想定通りの結果を得ることができました。
$ cat receipts.csv
日時,店名,商品名,認識精度,単価(税抜)
2026/01/03 16:20:21,神豚 浅草店,豚串&巻き串盛り合わせ ×1,95%,1680
2026/01/03 16:20:21,神豚 浅草店,黒ラベル ×2,95%,1240
2026/01/03 16:20:21,神豚 浅草店,そぼろご飯 ×1,95%,759
2026/01/03 16:20:21,神豚 浅草店,唐料 ×4,90%,1760
2026/01/03 16:20:21,神豚 浅草店,ハツ ×1,95%,298
2026/01/03 16:20:21,神豚 浅草店,コーラ ×3,95%,1377
2026/01/03 16:20:21,神豚 浅草店,コロナ エキストラ ビール ×2,90%,1400
2026/01/03 16:20:21,神豚 浅草店,オレンジジュース ×1,95%,459
2026/01/03 16:20:21,神豚 浅草店,豚ツソ巻き ×1,85%,298
2026/01/03 16:20:21,神豚 浅草店,アスパラ巻き ×1,95%,299
2026/01/03 16:20:21,神豚 浅草店,モッツアレラ巻き ×1,90%,299
2026/01/03 16:20:21,神豚 浅草店,たん ×1,95%,312
2026/01/03 18:02,LAWSON,メイジ エッセルスーパーカップ マッチャ 194軽,90%,180
認識精度
多くの項目が 認識精度 95% であるのに対し、
読み間違いが発生した
・唐料(90%)
・豚ツソ巻き(85%)
・モッツアレラ巻き(90%)
については、認識精度が相対的に低くなっています。
人間が目検で確認する際のヒントになりそうですね。
(おまけ)
実際に実行している様子です。(このタスクを完遂するのに、約1分56秒かかりました)
上記画像をクリックすると、別タブが開いてより見やすいです。レスポンス・タイム含め、実際にBobがどんな応答をしているのか、詳細に体感できます。
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お申し込みはこちらから行えます。
Bobコインの追加が必要な場合は、こちらから少額よりご購入いただけます。
おわりに
実は、当記事自体を、IBM Bob(GUI版)を活用して作成しました。
記事を作成している様子のスクリーンショットです。
スクリーンショットには、はじめに の文言の複数候補が表示されている様子が見えると思います。
実際には、当記事では、『パターン1: 親しみやすいトーン』 を採用しました。
IBM-Bobに限らず、AIに記事を作成してもらう際の注意点について、
- 内容の正しさを必ず自分で確認する
- そのまま使わず、自分で整える
- 自分の考えや経験を足す
が必要になると思います。
これらの点を考慮して活用すれば、労力や時間短縮の効果が得られると思いました。
上記以外にも考慮するべき点があると思いますが、記事作成ユースケースにおいても、生成AIを活用することで、時間や労力を短縮しながら、自分らしい記事を作成できると思います。







