はじめに
ついに始まりました『3分で watsonx.ai がわかるシリーズ』
小粒な記事ではありますが、watsonx.aiを使用する上で役にたつ内容をお届けいたします。
忙しいビジネス・ピーポーはなんせ時間がありません。となれば、ビジネスのためのAIを紹介する記事が大切な時間を浪費していけないというのは自然の摂理です。
ということで、カップラーメンができるまでの間に『わかる』 『試せる』 3分で watsonx.ai ! をよろしくお願いいたします。
この記事は 3分でわかる!試せる! が第一の特徴です。
最初のお題に何を選ぶの?
watsonx.ai は用途に応じて適切なモデルの選択が可能という特徴があります。
アップデートが激しい生成AI領域において、watsonx.aiも例外ではありません。
そこで、記念すべき第一弾の記事として、今、使えるモデルを調べる方法をご紹介したいと思います。
お題
時々聞かれます「今、何のモデルが使えるの?」
現在使えるモデルを調べる方法として最初に思い浮かぶのはマニュアルを調べる方法です。
もちろん正攻法な方法ではありますが、 「俺はマニュアルを調べるよりAPIを叩くぜ!」 というデベロッパーの方にも役にたつ方法をご紹介いたします。
「マニュアルで調べればいいのさ」流
はい、watsonx.ai で使用可能なサポート対象のファウンデーション・モデルをクリックしてください。
2023年10月17日現在のスクリーンショットを載せておきます。
IBM独自モデル
Hugging Faceをソースとするモデル
「APIを叩けば一発さ」流
こちらのコードを実行してください。
下順準備
$ pip install ibm_watson_machine_learning
Python source code
from ibm_watson_machine_learning.foundation_models.utils.enums import ModelTypes
import json
print( json.dumps( ModelTypes._member_names_, indent=2 ) )
実行結果
[
"FLAN_T5_XXL",
"FLAN_UL2",
"MT0_XXL",
"GPT_NEOX",
"MPT_7B_INSTRUCT2",
"STARCODER",
"LLAMA_2_70B_CHAT",
"GRANITE_13B_INSTRUCT",
"GRANITE_13B_CHAT"
]
出力がリスト(配列)なので、loopを使って全モデルを試してみる、なんて使い方もありますね
終わりに
どちらも同じ結果が得られます。お好きな方法でどうぞ!
参考
オンラインマニュアルから調べる方法
APIを直接叩く方法