0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

ショート動画でクイックに知る! 『IBM Z 運用管理ソリューションのご紹介 - IBM Concert for Z -』

Last updated at Posted at 2025-12-07

image.png

現在、Qiita Advent Calendar 2025を完走するため猪突猛進しております:writing_hand:
12月25日まで、エッホエッホ :laughing:

はじめに

みなさん、IBM Videoというサイトをご存知でしょうか?
IBMが提供する製品をショート動画でわかりやすくご紹介している動画サイトです。

  • スキルアップしたくてもなかなか時間が取れない
  • 気になる製品があるけど、マニュアルを読んで理解するのはきつい
  • 製品の特徴やメリットをクイックに知りたい

という方には、うってつけの動画を提供するサイトです。
興味のある方はぜひご覧いただければと思います。

今回ご紹介する動画へのリンク

IBM Z 運用管理ソリューションのご紹介 - IBM Concert for Z -

概要

本デモでは、最新のメインフレーム運用管理ソリューション IBM Concert for Z の機能と価値が紹介されます。
ハイブリッドクラウド時代の運用における「可視性の欠如」「膨大なデータ分析」「人材育成」などの課題に対し、IBMが提唱する AIPSフレームワーク(Detect / Decide / Act) を軸に、AIを活用した統合運用管理を実現するソリューションとして位置づけられています。

デモの流れと特徴

● AIPSフレームワークに基づく統合運用管理

IBM Concert for Z は、

  • 異常検知(Detect)
  • 分析と判断支援(Decide)
  • 推奨アクション提示・実行(Act)
    の全フェーズをカバーし、メインフレーム運用の高度化と自動化を推進します。

● 3つの中核ダッシュボード

  1. Operations Management(中核)
    AIによる異常検知、根本原因分析、推奨アクション提示を実行し、プロアクティブな運用を支援。
  2. Business Resiliency & Risk Management
    パフォーマンスや証明書情報を他ソリューション連携で統合管理し、AIのリスク評価と組み合わせて可視化。
  3. Security & Compliance Management
    セキュリティ状態やコンプライアンス情報を集約し、リスクを俯瞰できる仕組みを提供。

● デモシナリオのポイント

  • Concert for Z のUI上で、Z環境から集めたイベントを自動的にグルーピングし、重大イベントを判別。
  • CICSやDB2などのサブシステムごとに、AIによる異常判定つきのタイムチャートを表示。
  • KPIごとの詳細画面では、AIが推奨アクション(Expert Advice)を自動生成。
  • watsonx Assistant for Z との連携により、AIチャットで疑問点を自然言語で確認、原因候補を提示。
  • ロック競合に関する深掘り分析から、今回の異常原因を特定する一連の運用フローを実演。
  • 必要に応じて、ダッシュボード上からNetView経由でコマンド実行も可能。

● アーキテクチャ概要

  • Concert for Z は Linux サーバー上で稼働し、CDP(Common Data Provider)を通じて SMF、IMSログ、Syslog など多様なデータを取り込み。
  • APM、性能メトリクス、証明書情報など外部ソリューションとの連携も可能。
  • Instana や ServiceNow などとのイベント連携や、watsonx Assistant 連携によるAIアシスタント強化にも対応。

まとめ

IBM Concert for Z は、AIを活用した異常検知やリスク評価、推奨アクション提示により、メインフレーム運用の効率化・高度化を実現する強力なソリューションです。
運用プロセスの可視化・自動化に加え、スキル補完やプロアクティブな運用対応を支援し、ハイブリッドクラウド時代における運用基盤の中心として活用できます。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?