自分がMac OS X(雪豹)の上で開発しているマイコンの一覧を書いてみました。
ターゲット | Bit | ツール | 書き込み | 備考 |
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ATMega | 8 | Arduino 1.0.6 | FT,CH ISP,USB(DFU) | Arduinoのアプリケーションにはいっているgccをcliで使う事もあり |
ATTiny | 8 | Arduino 1.0.6 | USBtinyISP,USBasp | アプリケーションにはいっているgccをcliで使う事もあり |
MSP430 | 16 | platformio 3.2.1(cli) | FT ISP,USB | メモ |
PIC18 | 8 | MPLAB X | Pickit2,3 | ハードウエアでのUSBのサポートがあったのでいじり始めたが、MPLAB Xが使いにくかったり、ライブラリが新しいコンパイラに対応してなかったりで、あまり使っていない |
PIC32MX | 32 | MPLAB X,Pinguino,platformio 3.2.1(cli) | Pickit3,USB(CDC),FT | PinguinoのIDEは使わずgccをcliで。platformioは手動でパッケージをインストールして。USB HostになれたのとDIPで扱いやすいのでいじりはじめた。pickleという書き込みソフトも試しています。 |
LPC | 32 | platformio 3.2.1(cli),mbed | FT ISP,FT SWD,USB(MSC) | 書き込みツールはlpc21ispかswddudeかUSBストレージにコピー。以前はyagartoを使っていたのですがplatformioに移行しました。あまりmbedは使わないのですがライブラリを使いたいときなどり利用します |
STM32 | 32 | platformio 3.2.1(cli),mbed | FT ISP,STLinkV2 | メモ |
ESP8266 | 32 | platformio 3.2.1(cli) | FT,CH ISP | メモ |
EZ-USB,FX2 | 8 | sdcc3 | USB | EZ-USBはFlashではなくてメモリに実行バイナリをUSBで書き込みます。Appleのサンプルコードをベースにツール作りました |
ツールをバージョンアップすると使えなくなる可能性が高いので、いじらないことにしています。微妙なバランスで成立していて、新しいMacで同じ状態にするのは難しいような気がして、雪豹からはなれられません。
ATMega,ATTinyはパッケージが用意されていないようでplatformioは使えません。ESP32はパッケージがありgccもあるのですが、雪豹で実行できないgccだったのであきらめました。platformioは環境によって使えないプラットフォームがあり、またコンパイルできたとしてもupload出来ない事もあるので、使える範囲でうまく使うのがこつです。
platformioはpython2.7以上となっていてpython2.7のパッケージはMac OS Xのかなり広い範囲に対応している。platformioもpythonと同じポリシーとするならば出来るだけ広い範囲で利用できるように、バイナリーツールのビルドは注意しておこなうべきではないかと思う。
書き込み用のモジュールはいろいろ自作しています。
中央のPICKit2はPIC32MXのpic32progでの書き込みでPICKit3をスクリプトモードにするのが面倒なので作ったのですが、PIC18は書き込みできるのですが、PIC32MXは認識できません。。。
左側のFT231をISPとして使う事が多いのですが、ichigojamのupdate用に治具をつくってみました。
RTS#とDTR#をダイオードを入れてISPとRESETに接続しています。ダイオードはジャンクから適当に選んで試して動いたので使っています。ダイオードのジャンクは型番が分からないので、こういう用途が良いような気がします。
RTS#とDTR#を接続する事で、lpc21ispコマンドのcontrolオプションが使えます。
蟹さんもマイコン的に使っていますが開発はFreeBSD上なので、ここには入れていません。