Docker や docker-compose を使ってデータベースを立ち上げるとき、 Web の GUI も一緒に立ち上げておくと便利です。
本稿では、JX通信社で使っているものの中から、各種データベースに対応する Docker 経由で立ち上げ可能な Web GUI の OSS をご紹介します。
「Web の GUI も一緒に立ち上げると便利」とは
例えば、次のような定義で docker-compose up
して、 http://localhost:8080 にアクセスすると、
version: "3"
services:
postgres:
image: postgres
environment:
POSTGRES_DB: test
POSTGRES_USER: test
postgres-gui:
image: donnex/pgweb
command: -s --bind=0.0.0.0 --listen=8080 --url postgresql://test:@postgres/test?sslmode=disable
links:
- postgres:postgres
ports:
- "8080:8080"
このような GUI でブラウザからデータベースをいじれるのでとても便利です。例えばテーブルを削除したいとき、わざわざ PostgreSQL の CUI を立ち上げて DROP TABLE
を発行しなくても良いわけです。
また、このような定義を docker-compose.yml に記載しておくことで、新しく入ったメンバーが docker-compose up
だけで環境を立ち上げられるようになり、とても良いです。
GUI の Docker イメージまとめ
イメージの選定基準は、
- 公式があれば、公式
- 公式がなければ、
- DL数が多い
- アクティブにメンテされている
- 軽い
あとがき
ご紹介したものは、実際にJX通信社で活用しているものですが、もしより良い Docker イメージがあれば、ぜひご紹介ください。
また、ご紹介したものは、あくまでローカルでの開発時に適したものであり、(認証がないなど理由から)本番利用には適さないかもしれません。