はじめに
Cloudianは、AWSのS3完全互換のAPIを持ったオブジェクトストレージです。
前回は、Python(boto3)で、ファイル転送を行ってみました。
今回は、Python(boto3)で、オブジェクトストレージのバケットに格納されているオブジェクトをリスト表示してみたいと思います。
バケットに格納されているオブジェクトのリスト表示 / list_objects()
Cloudianにアップロードされたファイル(オブジェクト)の存在を、list_objects()を使って確認します。
list_objects()は多くの情報を Pythonのdict型で返します。
以下の例では、返された戻り値の中からオブジェクトのキーとサイズ、最終変更日時のみを表示しています。
test.py
import boto3
client = boto3.client(
's3',
endpoint_url='https://xxx.yyy.com'
)
# バケット名:pythonbucket1のオブジェクトを全てリスト表示
for obj in client.list_objects(Bucket='pythonbucket1')['Contents']:
print(obj['Key'], obj['Size'],
obj['LastModified'].strftime("%Y/%m/%d %H:%M:%S"))
10mb.dat 10485760 2020/12/14 03:12:38
まとめ
Python(boto3)で、オブジェクトのリスト表示してみました。
次回も、Pythonでオブジェクトストレージ/Cloudianをいろいろ操作していきたいと思います。