はじめに
Amazon EKSにプロビジョニングコントロールプレーンが登場していたので確認してみました。
プロビジョンニングコントロールプレーン
AWSマネジメントコンソールからEKSのコンソールに入ります。
「クラスターを作成」を選択すると以下の画面に遷移します。
設定オプションで「カスタム設定」を選択します。
すると、画面下部に「コントロールプレーンスケーリング階層」という欄が登場します。

なお、画面上部には以下のように記載されたバナーが出ています。
Amazon EKS プロビジョニングコントロールプレーンのご紹介
これで、ワークロードに必要なキャパシティを持つコントロールプレーンのスケーリング階層を選択できるようになり、予測可能な高パフォーマンスを実現できます。
また、コントロールプレーンスケーリング階層の欄には
クラスターの Kubernetes コントロールプレーンに必要なキャパシティを選択します。Amazon EKS はデフォルトで、必要に応じてクラスターのコントロールプレーンを自動的にスケールします。スケーリング層を使用すると、キャパシティをより細かく制御できます。
とも記載されています。
コントロールプレーンスケーリング階層の欄で「スケーリング階層を使用」にチェックマークを入れると、下にXL、2XL、4XLと3段階の階層が表示されます。
XL < 2XL < 4XLの順で「APIリクエストの同時実行性」「ポッドスケジューリングレート」が大きくなっているのがわかります。
終わりに
以上のことから、クラスターのコントロールプレーンを自動的にスケールできるようになったことがわかりました。
また、スケーリング階層を使用することにより、スケーリングにおけるキャパシティをより細かく制御できることもわかりました。
