はじめに
割と前にGmailの規約変更で1日あたり5000件以上のメールをGmailに対して送信してる場合に、
特定の対応を行わないといけないという規約が発表されました。
今担当しているシステムでは1日に2度のメール送信、特定の操作により追加でのメール送信を行っており、
1日少なくても2件以上のメール送信が行われています。
何が必要?
Gmailの規約 によると
- 送信メールを認証すること
- 未承諾のメールまたは迷惑メールを送信しないようにすること
- 受信者がメールの配信登録を容易に解除できるようにすること
の3点が必要になってくるようです。
対応について
1の認証についてはDKIMの認証等を行っているので問題はないはず(はず・・・きっとおそらくたぶん)
2についてはアカウントの登録、認証を行っていない限りメールも送信されないので問題ないはず
ということで一番の問題は3の対応についてです。
公式の情報によるとメールの送信ヘッダに
List-Unsubscribe-Post: List-Unsubscribe=One-Click
List-Unsubscribe: <https://solarmora.com/unsubscribe/example>
のようなものを埋め込むことで対応しよう!といった旨のことが書かれているので、
システムにすでに実装してある受信拒否の設定を少しいじったAPI(ヘッダのuncsbscribeに渡すURLをユーザ、送信メールの種類毎に一意にしてAPI側でユーザを探れるようにしないといけないはず)にして渡す対応が必要になりそう・・・
実際のところ
まずは現在システムに登録されているGmailのアカウント数の計測から実施する必要がありそうです。
本番環境のデータ調査をかなり実施しているのですが、体感ではGmailの登録数は実はあまりないので、
2月までの対応期限にはなっているものの、まだGmail宛に1日5000通の送信は行っていないんじゃないかなと思ってます。(SESのログとかから確認必要ではありますが・・・)
最後に
俺たちの戦いはこれからだ!みたいな感じで今後もユーザ数は増加していく想定ではいるので、
年明けの早いうちに対応のほうを進めたいと思います
参考