はじめに
TVer Advent Calendar 202416日目の担当のyabukuです。
TVerではフロントエンドのQAを担当しております。
昨日は@kanataxaさんの『Backend Enabling Teamができて半年くらい経ちました』でした。
今回はCharlesのAndroid設定について書いていきます。
TVerでは通信の中身を見る機会が多く、検証ツールとしてCharlesを使用しているのですがAndroidの設定に苦戦したので皆さんに共有できればと思いました。
CharlesのAndroid設定について
Chalesとは
Charlesはリクエストやレスポンスの内容を確認できたり、書き換えられるツールです。
Chalesの導入方法
以下6つの工程を踏めばAndroidでCharlesが使用できます。
- PCにCharlesをインストールする
- PCのCharles設定をする
- Androidに証明書をインストールする
- AndroidのCharlesの設定をする
- PCのCharlesを起動する
- AndroidのWi-Fi設定を切り替える
導入方法の詳細はこちらを参考にしてください。
苦戦したこと
私が苦戦したのは上記工程の 3.Androidに証明書をインストールするになります。
Androidはadbコマンド等で証明書を入れるだけではダメで拡張子を変更して入れてみたりしたのですがどれも上手くいきませんでした。
解決方法
CA証明書としてCharlesの証明書をインストールする事で解決しました。
詳細は以下になります。
- CharlesのHelp > SSL Proxying > Save Charles Root Certificateを選択しPCの任意のディレクトリに証明書を保存する
- Googleドライブの任意のディレクトリに証明書をアップロードする
- 設定 > セキュリティーとプライバシー > その他のセキュリティとプライバシー > 暗号化と認証情報 > 証明書のインストール > CA証明書にアクセスする
- インストールするを押下する
- PINを入力し、ドライブにアップロードした証明書を選択する
あとはCharlesの導入方法の4.5.6を実行すれば使用する事ができます。
最後に
Charlesの導入の記事はどれも『Androidに証明書をインストールする』という一文で記載される事が多く、私のように沼った人の助けになれば良いなと思っております。
明日のTVer Advent Calendar 202417日目は@HaSuzukiさんによる『Jetpack Compose で AppSearch に対応する』です。
来年は不具合分析もしくは自動テストについて記事を書けたらなと思っております。