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SAPエンジニアの一言で人生設計を考え直した話(3年で単価90万?)

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「SAPって、結局なにをする技術なんだろう?」

正直、この記事を書くまでの自分にとってSAPは、
「大企業が使っている、よく分からない巨大システム」 という印象でした。

そんな中、現役のSAPエンジニアと話す機会があり、
そこで聞いたのが次の一言です。

「SAPは、実務経験3年くらいで月単価90万円前後の案件を受けられるよ」

怪しい話に聞こえつつも、
「本当ならすごいけど、そもそも何をしている仕事なのか分からない」
というのが率直な感想でした。

プログラミングが得意というわけでもなく、
一方で業務理解や仕組みづくりには興味がある自分にとって、
SAPは“向いている可能性のある領域”なのか、それとも別世界なのか。

この記事では、
未経験者の目線でSAPについて調べた内容を整理し、
「SAPって結局どんな技術・どんなキャリアなのか?」 をまとめています。

同じように、
「SAPが気になっているけど、よく分からない」
という方の参考になれば嬉しいです。

この記事はこんな人向け

この記事は、次のような方を想定して書いています。

  • SAPという名前は聞いたことがあるが、何をする技術なのか分からない
  • プログラミングが得意ではないが、IT業界で専門性を身につけたい
  • 「SAPは単価が高い」という話を聞いて、実態が気になっている
  • SAPエンジニアやSAPコンサルの違いをざっくり知りたい
  • 未経験からSAPに関わるキャリアが現実的かどうかを知りたい

一方で、

  • すでにSAP案件に深く関わっている
  • ABAPの詳細な実装や最新SAP技術の解説を求めている

といった方にとっては、
本記事の内容はやや物足りないかもしれません。

本記事はあくまで、
「未経験者がSAPを理解するための全体像整理」
を目的としています。

SAPとは何か(超ざっくり)

SAPとは、一言でいうと
「会社の基幹業務をまとめて管理するための業務システム」 です。

もう少し噛み砕くと、
会社の中で日々行われている次のような業務を、
1つの考え方・1つの仕組みでつなぐためのソフトウェア群 がSAPです。

  • 売上を立てる(営業・販売)
  • モノを仕入れる(購買)
  • 在庫を管理する
  • お金を管理する(会計)
  • 人を管理する(人事)

SAPは、こうした業務を
部門ごとにバラバラではなく、全体として整合性が取れるように管理する
ことを目的としています。


どんな会社で使われているのか

SAPは主に、次のような企業で使われています。

  • 大企業・中堅企業
  • グループ会社を多く持つ企業
  • 海外拠点を含むグローバル企業
  • 会計や業務ルールが複雑な企業

理由はシンプルで、
会社の規模が大きくなるほど、業務を人力やExcelだけで管理するのが限界になる
からです。

そのためSAPは、

  • 「小さく作ってすぐ捨てるシステム」
  • 「個人や小規模チーム向けのツール」

というよりも、
長期間・大人数で使い続ける前提の業務システム
として設計されています。


なぜSAPは「難しそう」に見えるのか

SAPに対して
「難しい」「取っつきにくい」という印象を持つ人が多い理由は、
主に次の点にあります。

  • 画面や用語が業務寄りで、ITっぽくない
  • 設定項目がとにかく多い
  • 業務知識(会計・販売・購買など)が前提になる
  • システム変更の影響範囲が広い

つまりSAPは、

「プログラムを書く前に、業務を理解していないと触れないシステム」

という特徴を持っています。

逆に言えば、
業務とシステムの関係を理解できる人が重宝されやすい領域
とも言えます。


SAPは「業務×IT」のど真ん中にある

SAPを調べてみて感じたのは、
SAPはどちらか一方では成り立たない、という点です。

  • 業務だけ知っていても足りない
  • ITだけ知っていても足りない

業務とITの間をつなぐ役割 が強く求められるため、
エンジニアでありながら「業務の話をする時間」が非常に長い、
という特徴があります。

この点が、
一般的なWeb系エンジニアやアプリ開発とは
大きく異なるポイントだと感じました。

SAPで扱う主な業務領域

SAPは「1つの巨大なシステム」というより、
業務ごとに役割を持った複数の領域(モジュール)で構成されている
という特徴があります。

ここでは、SAPの中でもよく登場する代表的な業務領域を
業務目線 で整理します。


会計(FI / CO)

SAPの中核ともいえるのが会計領域です。

  • FI(財務会計)

    • 売上・支払・入金・請求
    • 決算、仕訳、財務諸表
  • CO(管理会計)

    • 部門別・プロジェクト別の原価管理
    • 利益分析、コスト配賦

SAPでは、
業務の結果が最終的に「会計データとして正しく着地するか」
が非常に重視されます。

そのため、
営業・購買・在庫など、どの業務も
最終的には会計とつながる前提で設計されています。


販売(SD)

SDは、
「モノやサービスを売る」業務を管理する領域 です。

  • 見積
  • 受注
  • 出荷
  • 請求

といった一連の流れを扱います。

例えば営業が受注を登録すると、

  • 在庫が引き当てられ
  • 出荷指示が出て
  • 売上が計上される

というように、
他の業務領域と自動的に連動 します。


購買・在庫(MM)

MMは、
「モノを仕入れ、管理する」業務を扱う領域 です。

  • 発注
  • 入庫
  • 在庫管理
  • 支払処理との連携

販売(SD)と対になる存在で、
在庫の増減や仕入コストが
会計(FI / CO)へ反映されます。

そのため、

  • 在庫が合わない
  • 数字がズレる

といったトラブルが起きると、
SAP全体への影響が大きくなります。


人事(HCM / SuccessFactors)

人事領域では、

  • 従業員情報
  • 給与
  • 勤怠
  • 評価

といった 「人」に関わる情報 を扱います。

最近では、
クラウド型の SuccessFactors が使われるケースも増えており、
従来のSAP本体とは分けて導入されることもあります。


各業務領域は「単体では存在しない」

重要なのは、
これらの業務領域は 単体で完結しない という点です。

  • 販売は会計につながる
  • 購買は在庫と会計につながる
  • 人事コストは管理会計につながる

SAPでは、
業務のつながりそのものをシステムで表現している
と考えると理解しやすいです。

そのためSAPに関わる人には、

  • 1つの画面だけを見る力
  • 全体の流れを俯瞰する力

の両方が求められます。

SAPの主な役割・職種

SAPに関わる人の役割は一言では表せず、
実際の現場では 複数の役割を兼ねることも多い です。

ここでは、よく聞く代表的な2つの役割を整理します。


SAPエンジニアとは

SAPエンジニアは、
SAPシステムを「動く形」に落とし込む役割 を担います。

主な仕事内容は次のようなものです。

  • SAPの設定(カスタマイズ)
  • 業務ルールをシステムに反映
  • 画面・帳票の調整
  • 既存機能で足りない部分の開発(ABAP)
  • 運用・保守・不具合対応

一般的なWebエンジニアのように
「ゼロからプログラムを書く」仕事は少なく、
設定・調整・業務理解の比重が高い のが特徴です。

また、
「なぜこの設定にしているのか」を説明できないと
業務側と話が通じないため、
業務理解が浅いと成り立たない職種 でもあります。


SAPコンサルとは

SAPコンサルは、
業務とSAPの間をつなぐ調整役 です。

主な役割は次のとおりです。

  • 業務ヒアリング
  • 課題整理・要件定義
  • SAPでどう実現するかの設計
  • 業務側とエンジニアの橋渡し
  • 導入後の改善提案

「SAPに詳しい人」というより、
業務を理解し、それをSAPに翻訳できる人
というイメージが近いです。

そのため、

  • 会計・販売・購買などの業務知識
  • 関係者との調整力
  • 論理的に説明する力

が強く求められます。


エンジニアとコンサルの境界はあいまい

現場では、

  • エンジニアが要件定義まで担当する
  • コンサルが設定内容に深く関わる

といったケースも多く、
役割の境界はかなりあいまい です。

特に経験を積んでいくと、

  • 若手:設定・テスト・運用寄り
  • 中堅:設計・調整・改善提案
  • ベテラン:全体設計・判断・指揮

というように、
技術作業から「考える仕事」へ比重が移っていく
傾向があります。


SAPは「人と話す時間」が長い仕事

調べてみて強く感じたのは、
SAPの仕事は 想像以上に人と話す時間が長い という点です。

  • 業務担当者との打ち合わせ
  • 他チームとの調整
  • 設定内容の説明

コードを書く時間よりも、
「なぜそうするのか」を説明する時間 の方が長い、
というケースも珍しくありません。

この点が、
SAPを「技術職でありながらコンサル寄り」と言われる
理由の一つだと感じました。

プログラミングは必須なのか?

SAPに興味を持った人が、
ほぼ確実に最初に気になるのがこの疑問だと思います。

結論から書くと、

SAPに関わるうえで、プログラミングは「必須ではないが、分かっていると強い」
という位置づけです。


SAPの仕事は「コードを書く」より「設定する」

SAPの多くの業務は、

  • あらかじめ用意された機能
  • 無数の設定項目(カスタマイズ)

を組み合わせて、
業務に合う形を作っていく ことが中心になります。

そのため、

  • 毎日コードを書き続ける
  • 新しいアルゴリズムを実装する

といった仕事は、
一般的なWeb系エンジニアと比べると少なめです。

実際の現場では、

  • 「この業務ルールは、どの設定で実現するか」
  • 「標準機能で足りるか、追加開発が必要か」

を考える時間の方が長くなります。


ABAPという言語は存在する

とはいえ、
SAPには ABAP(アバップ) という専用のプログラミング言語があります。

ABAPが使われる場面は、例えば、

  • 標準機能では足りない部分の追加
  • 帳票の作成
  • データ加工・出力処理

などです。

ただし、
すべてのSAPエンジニアがABAPをバリバリ書くわけではありません。

  • 設定メインの人
  • 開発寄りの人
  • 両方できる人

と役割が分かれることも多く、
キャリアの選択肢として「必須スキル」ではない、
というのが実情に近い印象です。


SQLやIT基礎知識はどうか

プログラミングほどではありませんが、

  • データがどう保存されているか
  • どこからどこへ流れているか

といった ITの基礎知識 は重要になります。

例えば、

  • このデータはどのタイミングで作られるのか
  • どの処理を通って会計に反映されるのか

を理解していないと、
原因調査や説明ができません。

そのため、

  • SQLの基礎
  • データベースの考え方
  • システム間連携の概念

などを押さえておくと、
SAP理解が一気に楽になる と感じました。


プログラミングが苦手でも活躍できる理由

SAPの現場では、

  • 業務を正しく理解できる
  • 設定内容を論理的に説明できる
  • 関係者と調整できる

といった力が非常に重視されます。

そのため、

  • プログラミングが得意でなくても
  • 業務整理や仕組みづくりが好き

という人にとっては、
十分に活躍できる余地がある領域 だと感じました。

むしろ、

「コードは書けるけど、業務の話ができない」

よりも、

「業務は理解できるし、必要最低限のITも分かる」

人の方が評価される場面も多そうです。


SAPは「技術の種類」が違う

調べてみて思ったのは、
SAPは「簡単・難しい」というより、

求められる技術の種類が違う
という点です。

  • アルゴリズム力 → 低め
  • 業務理解力 → 高め
  • 説明力・調整力 → 高め

この特徴をどう感じるかで、
SAPが「向いているかどうか」が
はっきり分かれそうだと感じました。

なぜSAPは単価が高いのか?

「SAPは単価が高い」とよく言われますが、
それにはいくつかの現実的な理由があります。

単純に「難しいから」「レアだから」ではなく、
構造的に高単価になりやすい要素が重なっている
と感じました。


理由① 会社の“中枢”を扱うシステムだから

SAPは、
売上・原価・在庫・会計といった
会社の根幹に関わるデータ を扱います。

そのため、

  • ミスが許されない
  • 影響範囲が非常に広い
  • 後戻りがしづらい

という特徴があります。

「とりあえず動けばOK」では済まず、
正しく動き続けること が強く求められるため、
自然と人材の価値が高くなります。


理由② 業務知識 × IT知識の組み合わせが必要

SAPでは、

  • 会計の知識
  • 販売・購買の業務理解
  • システム設定・データ構造の理解

といった
複数の知識を同時に使う 場面が多くあります。

この「掛け算のスキル」は、

  • 片方だけできる人は多い
  • 両方できる人は一気に減る

という構造になりやすく、
結果として 希少性が高くなりやすい と感じました。


理由③ 人材不足が慢性的に続いている

SAPは長い歴史を持つシステムで、
多くの企業がすでに導入済みです。

一方で、

  • 古くからの担当者が高齢化している
  • 若手が入りづらいイメージがある
  • 新規で学ぶ人が少ない

といった理由から、
経験者不足が慢性的に続いている と言われています。

需要はあるのに供給が少ないため、
単価が下がりにくい構造になっています。


理由④ 長期案件になりやすい

SAP案件は、

  • 導入:数か月〜数年
  • 運用・保守:長期間継続

というケースが多く、
1つの案件が長く続きやすい のも特徴です。

そのため、

  • 現場を理解している人
  • システムの背景を知っている人

ほど手放されにくく、
結果として 単価交渉もしやすい 状態になります。


理由⑤ 「人が変わると困る」仕事だから

SAPの現場ではよく、

  • なぜこの設定になっているのか
  • 過去に何を考えて決めたのか

といった 暗黙知 が大量に存在します。

そのため、

  • 人が変わる=説明コストが発生する
  • 引き継ぎが重い

という特徴があり、
「分かっている人」を高く評価する傾向 があります。


単価が高い=誰でも簡単に稼げる、ではない

ここまで書いてきましたが、
誤解しないようにしておきたいのは、

「単価が高い=楽に稼げる」ではない
という点です。

  • 業務理解に時間がかかる
  • 責任が重い
  • 学び続ける必要がある

という前提のうえで、
価値を積み上げた結果として単価が高くなる
という世界だと感じました。

ただし、
長期的に専門性を積みたい人にとっては、
十分に現実的で魅力的な領域だと思います。

未経験者がSAPに入る場合の現実的ルート

ここまで読んで、

  • SAPは面白そう
  • 単価が高い理由も分かった

と思いつつ、
次に浮かぶのはやはり、

「未経験から、本当に入れるのか?」
という疑問だと思います。

結論から言うと、
SAPは 未経験からでも比較的入りやすいが、段階を踏む必要がある分野
だと感じました。


ステップ① まずは「運用・保守」や「設定補助」から入る

未経験者が最初に関わることが多いのは、
次のようなポジションです。

  • 既存SAPシステムの運用・保守
  • 設定内容の確認・修正
  • マスタ登録・データ修正
  • テスト、検証作業
  • 問い合わせ対応(一次対応)

この段階では、

  • 高度な設計力
  • 深い業務知識

よりも、

  • 丁寧に作業できる
  • 既存ルールを正確に理解できる

といった力が求められます。

ここで SAPの画面・用語・考え方に慣れること
最初の大きな目的になります。


ステップ② 業務理解と「なぜ?」を積み上げる(1〜2年目)

次の段階では、

  • なぜこの設定になっているのか
  • 業務的には何を実現しているのか

といった 背景を理解するフェーズ に入ります。

この時期に重要なのは、

  • 設定手順を覚えること
  • 画面操作に慣れること

よりも、

「この業務をSAPでどう表現しているのか」
を意識することです。

ここで業務理解が一気に深まると、
単なる作業者から 「考えられる人」
立ち位置が変わっていきます。


ステップ③ 設計・調整・改善提案に関わる(2〜3年目)

経験を積むと、

  • 業務変更に対する影響調査
  • 設定方針の検討
  • 業務側との調整
  • 改善提案

といった、
より上流に近い仕事 に関わるようになります。

この段階になると、

  • 「この人がいないと困る」
  • 「SAPを分かっている人」

として見られ始め、
単価や評価が上がりやすくなる フェーズに入ります。

冒頭で聞いた
「3年で単価90万」という話も、
このレベル感を指しているのだと感じました。


未経験者が意識すると良さそうなポイント

調べてみて、
未経験者がSAPに入る際に特に大事だと感じたのは次の点です。

  • 最初から高単価を狙わない
  • 業務理解を軽視しない
  • 「設定=作業」で終わらせない
  • なぜそうなっているかを常に考える

SAPは 積み上げ型のキャリア なので、
短期的な成果よりも、
中長期で価値を高めていく意識が重要だと感じました。


SAPは「経験がそのまま資産になる」

SAPの特徴として、

  • 業務知識が陳腐化しにくい
  • 同じ考え方が長く使われる
  • 過去の経験が次の案件で活きる

という点があります。

そのため、
一度しっかり経験を積むと、
経験そのものがキャリアの武器になりやすい分野
だと感じました。

未経験から入るハードルは決して低くありませんが、
一歩ずつ積み上げていける人にとっては、
かなり堅実な選択肢だと思います。

調べてみて感じた「向いている人・向いていない人」

ここまでSAPについて調べてみて感じたのは、
SAPは「スキル以前に、向き・不向きがはっきり出やすい分野」
だということです。

あくまで未経験者目線ですが、
自分なりに整理してみます。


SAPが向いている人

業務の流れを理解するのが好きな人

SAPは、

  • 受注 → 出荷 → 請求
  • 発注 → 入庫 → 支払

といった 業務の一連の流れ を前提に設計されています。

そのため、

  • 点ではなく線で考えるのが好き
  • 「この作業の前後で何が起きているか」を考えられる

人は、SAPにかなり向いていると感じました。


人と話しながら整理するのが苦ではない人

SAPの仕事では、

  • 業務担当者へのヒアリング
  • 設定内容の説明
  • 認識合わせ・調整

といったコミュニケーションが非常に多く発生します。

「人と話すのが得意」でなくても、

  • 話を聞いて整理する
  • 言語化して説明する

ことが苦でなければ、
十分に適性があると感じました。


地味な改善を積み重ねられる人

SAPの仕事は、

  • 一気に世界が変わる
  • 派手な成果が出る

というタイプではありません。

むしろ、

  • 設定を少し直す
  • 業務を少し楽にする
  • ミスを減らす

といった 地味な改善の積み重ね が評価される世界です。

この積み重ねを
「つまらない」と感じない人は、
長く続けやすいと思います。


SAPが向いていないかもしれない人

新しい技術を追い続けたい人

SAPは安定性を重視するため、

  • 新技術の導入が遅い
  • 枯れた技術が長く使われる

という特徴があります。

そのため、

  • 最新フレームワークを触りたい
  • 技術トレンドを追い続けたい

という人には、
少し物足りなく感じる可能性があります。


成果がすぐ目に見えないと辛い人

SAPでは、

  • 数か月後にようやく効果が出る
  • 本番稼働してから評価される

といったケースが多く、
成果が見えるまでに時間がかかる 仕事です。

短期間で成果を実感したい人にとっては、
ストレスを感じやすいかもしれません。


仕様が頻繁に変わるのが苦手な人

業務システムである以上、

  • 法改正
  • 業務ルール変更
  • 組織変更

などによる仕様変更は避けられません。

「決まったものをずっと触りたい」
というタイプの人には、
負担に感じる場面もありそうです。


向いているかどうかは「好み」の問題

ここまで向き・不向きを書いてきましたが、
優劣ではなく 好みの問題 だと感じています。

  • 技術を極めたいか
  • 業務を理解して価値を出したいか

どちらを選ぶかで、
SAPは「合う・合わない」がはっきり分かれる分野です。

自分の志向と照らし合わせながら、
キャリアの選択肢として考えるのが
ちょうど良い距離感だと思いました。

まとめ

本記事では、
未経験者の目線でSAPについて調べた内容を整理しました。

要点をまとめると、次のとおりです。

  • SAPは「会社の基幹業務」を支える業務システム
  • 技術というより「業務 × IT」の色が強い分野
  • プログラミングは必須ではないが、理解していると強い
  • 業務理解・説明力・調整力が評価されやすい
  • 経験を積み上げることで単価が上がりやすい構造がある
  • 未経験からでも段階を踏めば十分に参入可能
  • 向き・不向きがはっきり分かれる分野

調べる前は
「難しそう」「別世界」という印象が強かったSAPですが、
中身を知ると 意外と現実的な選択肢 だと感じました。


おわりに(これからやること)

今回調べてみて、
SAPは「短期的に成果を出す」よりも、
長期的に専門性を積み上げる人向けの分野 だと感じました。

今後は、

  • SAP関連の書籍を読む
  • 業務フローや会計の基礎を整理する
  • 実際の現場の話をもっと聞いてみる

といったことを進めていく予定です。

また、
ERPやSAPの各業務領域(FI / CO / SD / MM)についても、
別記事として整理していこうと考えています。

同じように
「SAPが気になっているけど、よく分からない」
という方の参考になれば嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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