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【超初心者向け】JavaScriptでWEBアプリケーションを作る

Last updated at Posted at 2022-01-11

備忘録として、QiitaでJavaScriptの記事を書いていきたいと思います。相当初歩的な内容なので、暖かく見守っていただけると幸いです。

やりたいこと

私は経済学部に所属しているので、身近なGDPを計算する簡単なWEBアプリケーション(以下アプリ)を作成しようと思います。

↓これが完成品です↓
https://ryo-04.github.io/GDP

jQueryとかも一旦使わないピュアなJavaScriptでコードを書きますので、超初心者も安心です。
(自分も超初心者)

GDPの公式

GDPの計算の公式は、

Y = C + I + G + (X - M)

Y:GDP
C:民間消費
I:民間投資
G:政府支出(消費 + 投資)
X:輸出
M:輸入

こんな感じです。

「経済学興味ないよ」って方は、これを覚える必要はありませんが、一応UI(ユーザーインターフェイス)に説明として書くようにしましょう。

簡単な設計

それでは簡単にアプリの設計をしましょう。

とはいえ、面倒なので今回はデザインとかは完全にスキップしてCSSのファイルは作りません。

やりたいことは、C, I, G, X, Mを入力して、ボタンを押したらYが出力される、ってだけの処理。

必要な機能はざっと以下の通り。

・HTMLのinput要素
・計算開始用のボタン
inputから数字を読み取って計算
・HTMLに計算結果を表示

やることはこれだけですね、単純で明快です。

ファイルを作る

では早速ファイルを作ります。

……とその前にフォルダ(ディレクトリ)を作って、適当に名前をつけます。

今回はGDPと名付けましょう(安直)。

GDP/index.html
GDP/script.js

この二つのファイルだけ作ったら、次はいよいよコードを書いていきます。

HTMLを書く

では、HTMLのコードを書いていきます。

まずはinput要素から書きましょうか。

index.html

<p>民間消費(C): <input id="c" type="number" value=""></p>
<p>民間投資(I): <input id="i" type="number" value=""></p>
<p>政府支出(G): <input id="g" type="number" value=""></p>
<p>輸出(X): <input id="x" type="number" value=""></p>
<p>輸入(M): <input id="m" type="number" value=""></p>

1行目を書いたらコピペで5つに分身させて、id要素だけ変えましょう。その方が楽だしミスもないです。

そして、その下にボタンを配置します。

index.html
<button id="keisan_button"><p id="keisan">計算開始!</p></button>

思わず押したくなるようなボタンが出来上がったら、今度は計算結果を出力する場所を用意します。

index.html
<p id="output">GDP: <span id="y"></span>億円</p>

これでHTMLの準備は完了です。

JavaScriptを書く前に、bodyの1番下にscript.jsを読み込むための「魔法の一文」を加えましょう。

index.html
<script src="script.js"></script>

一応、body内のコードを全て書くとこうなります。

index.html
<!-- 前略 -->
<body>

<p>民間消費(C): <input id="c" type="number" value=""></p>
<p>民間投資(I): <input id="i" type="number" value=""></p>
<p>政府支出(G): <input id="g" type="number" value=""></p>
<p>輸出(X): <input id="x" type="number" value=""></p>
<p>輸入(M): <input id="m" type="number" value=""></p>

<button id="keisan_button"><p id="keisan">計算開始!</p></button>

<p id="output">GDP: <span id="y"></span>億円</p>

<script src="script.js"></script>
</body>

JavaScriptを書く

次にアプリの機能を作っていきましょう。

私はJavaScript初学者なので、もっと良い記述方法もあると思いますが、とりあえず今は「動けばOK」精神で書きます。

まずはinput要素から数値を取り出して、計算結果を返すmath()を作ります。

script.js
function math(){
let c = parseInt(document.getElementById("c").value);
let i = parseInt(document.getElementById("i").value);
let g = parseInt(document.getElementById("g").value);
let x = parseInt(document.getElementById("x").value);
let m = parseInt(document.getElementById("m").value);
return c + i + g + (x - m);
};

変数c, i, g, x, mに、それぞれの数値を代入します。このコードもコピペ推奨です、コピペは神。

そして、returnで計算結果を戻り値として返します。

一応、parseIntで数値として取り出すよ〜的なこと書いたんですが、無くても大丈夫かも?(HTML側でtypeをnumberで指定しているため)

次に、このmath()をボタンのクリック時に呼び出すコードを書きましょう。

script.js
document.getElementById("keisan_button").onclick = function(){
let y = math();
document.getElementById("y").textContent = y;
};

なんか、この1行目はもっと綺麗に書ける気もするのですが、機能すれば良いのでとりあえずこれでよし。

ボタンがクリックされたら、先ほど作ったmath()を呼び出して変数yに代入。
その後、span id="y"に表示してねって感じ。

正直、ひとつのfunctionにまとめても書けるけど、どっちが良いのか分からなかったので2つに分けました。

一応、index.htmlのパスをコピーして、Chromeで確認してみてください。

終わりに

とりあえず簡単なアプリを作ることができました。
デザインとか、もう少し機能つけてみたりしたら需要あるかも??

この記事を通して、JavaScriptでアプリ開発することのハードルが下がれば良いなと思っています。

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