はじめに
こんにちは!今回はじめて re:Inventに参加することとなった @y_yokouchi です。
この記事では、会期中、12/1初日に実施された≪Kiroを使ったワークショップの模様≫をレポートしていきます。
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INDEX
AWS re:Inventとは?
Kiroってなに?
ワークショップの説明
ワークショップに挑戦+当日の様子
感想、学べたこと
おわりに
AWS re:Invent とは?
AWS(Amazon Web Services)が毎年ラスベガスで主催する、世界最大級のクラウドカンファレンスです。
会期中、新サービス発表・技術セッション・ワークショップ・ハンズオン等が
凡そ3,000弱! (11/30時点)催されるのはもちろんのこと、
世界中から、IT専門職やクラウドの仕事をしている方々が一堂に会し、情報交換・ネットワーキングも活発に行われます。
昨年(2024)の参加者は凡そ60,000人※だったそうです。
※出典元(www.corporateeventnews.com)
Kiroってなに?
- 一言でいうと?
ズバリ、「アプリケーション超速で作れる新しいツール」です! - もっと詳しくいうと?
2025年7月にAWSから発表された
コード生成、テスト、デプロイまで一つで完結できる統合開発環境(IDE)です。
エディタ内でAIエージェントと対話しながら、仕様決めやコーディング、テスト等を行うことができます。
実はこの、「Kiro」名前の由来が日本語の「岐路」からきているのです。
「従来のソフトウェア開発」と「AIによる開発支援 (AI-driven 開発)」の “交差点 (=クロスロード)” を象徴する
名前という意図だそうです。
※引用元(repost.aws)
-
Kiro CLI
今回は、そんなKiroのサービスの中でも「Kiro CLI」を使ってワークショップを進めていきます。
実は最近、Amazon Q Developer CLIがこちらに統合されたようです。
Amazon公式をみても, ほぼ旧Amazon Q Developer CLIと変わらないサービスとのことです。
Amazon Q Developer CLI から Kiro CLI へ : 知っておくべき ...
2025 年 11 月 24 日時点では、ロゴやテーマカラー、設定ファイルパスを除き Kiro CLI は Amazon Q Developer CLI と基本機能に差異はございません。
今後は「Kiro推し」なのでしょうか。
ワークショップの説明
- 事前に内容を予習
私の予約したセッションはこちらです。
セッション名:Troubleshooting in the cloud with Kiro CLI (SPS307)
Type:Workshop
Level:300 - Advanced
Features:Hands-on、interactive
Topic:Cloud Operations
"このワークショップでは、Kiro CLI というAIツールを使って、大規模なAWSのトラブルを効率よく解決する方法を学びます。AIがログや設定を調べて問題の原因を自動で見つける手助けをしてくれます。
・KiroのAIエージェント
・MCP(Model Context Protocol)
・CloudWatch / AWS Config / X-Ray
などを使い、ネットワーク・コンテナ・データベース・サーバーレスなど、
好きな分野の 本物のトラブル事例 を自分で調べて解決していきます。"
ワークショップに挑戦+当日の様子
- いざ会場へ
会場であるCaesor's Forumにて、開始10分前には到着していました。
講師の方3名で、私はなんと全員日本人の4名のテーブルでした。
ワークショップでは、基本的に与えられた課題を1人でこなしていき、
分からない場合は講師の方に聞くというスタイルのようです。
- 課題にチャレンジ!
課題の中身としては、軽い座学の後、5つから好きな分野を選んで
Kiro CLIを使った調査手法と、分野毎の課題(全6題)を解いていく形でした。
Compute/Networking
Serverless/DevOps
Containers (ECS or EKS)
Databases
私は、「Compute/Networking」を選びました!(Web寄りの分野でした)
ワーク前に説明を事前にしてくれます

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用意されたVSCode環境にて、Kiro CLIをセットアップします
①VSCode環境、AWS環境のセットアップ
②Kiro CLI、各分野のagentのセットアップ
セットアップの際、kiro-cli --agentで分野別のエージェントを指定します。
自分の場合、「Compute/Networking」用のagentを指定しますが、分野に沿った事前設定がカスタムagentとして、MCPサーバ等で予め設定されています。
どちらかというと、このagentの作り方を知りたくなりましたが、ハンズオンでは、今回は事前に用意されていました。
セットアップしたら、ハンズオン用のAWS環境で6つのトラブルが発生(healthcheck、504エラー、接続が失敗している等)しているので、基本的にはagentを通して、問題解決をしていきます
講師の方が強調されていたのは、agentを妄信しすぎないように、ということです。
「必要な場面では人間のモニタリングと批判的思考を維持するべき」と説明されていました。
結果としては、4/6の課題をクリアしたところで時間がきてしまいました!
留意するべき部分を抑えれば、トラブルシューティングがサクサク進むので非常に便利だと思いました。
多言語対応もしているのでとても便利です

またトラブル対応として、普段触ってない機能についても触れられたので
短い時間でしたが、勉強になりました。
Tracemap等、普段触ってない機能を使ってみた
- 分からない場合に使った英語
私が講師の方に泣きついたときに使った英語フレーズです
「Excuse me.」
「Something wrong.」
「I reached this point、」(ここまではできた)
「but I'm stuck after that.」(次で詰まっている)
「I have no idea.」(わからない)
初心者の方は兎に角ためらわずに、ガンガン助けを乞いましょう!
感想、学べたこと
- クラウド運用の1担当として
今までの障害・トラブル対応では、時と場合で「どの運用サービスを使うか?」という判断は
自分の経験のみで行っていました。また、一次対応等をベンダ様へお願いしているケースも多々あります。
しかし、今回、トラブルシューティングの補助として、Kiro CLIを使うことで
第三者視点でスピーディーな解決が簡単にできたので非常に驚きました!
またKiro CLIについては開発だけでなく、運用でも大いに役立つサービスと再認識しました。
本番リソースへの権限付与やエージェントの設計等、工夫・課題の点はありますが
実用化できれば、今までの (勘や経験に頼る)俗人的な運用から脱出できる気がしました。
おわりに
- こんな人にお勧め
開発だけでなく、運用の場にも役に立つ Kiro CLIを使ったソリューション。
私としてはこんな人にお勧めできると感じました。
✓ 障害・トラブルが多発している。障害解決をベンダに頼っている
✓ 非定型(未知)な障害が多い
✓ AWSを触れる人が現場で限られている
✓ AWSの運用サービス)(ex) CloudWatch、X-ray、AWS Config)を使いこなせていない
クラウド運用にかかわる皆さんもぜひ触ってみて便利さを体験してみてください!
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現在、様々な職種を募集しております。
カジュアル面談も可能ですので、ご連絡お待ちしております!
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