6
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

macOSにRをHomebrewでインストール

Last updated at Posted at 2020-12-21

Mac(macOS Big Sur)にRをインストールしようとしたところ、予想外に手こずってしまったので備忘録メモを残しておこうと思います。

OpenBLASのインストール

行列演算ライブラリのOpenBLASをインストールします。Rをインストールすると自動的にビルド済の物がダウンロードされインストールされますが、参考より、ソースからビルドしてインストールすることで高速化が期待出来る様です。(ソースビルドに時間が掛かりますが、気長に待ちましょう)

brew install openblas --build-from-source

コンソール版Rをインストール

ターミナル上でRコマンドでRを起動出来るようにしたいので、まずコンソール版のRをインストールします。

brew install r

Rコンソールのインストール

Rコンソール(GUI)をインストールする場合は、--caskオプションを付けてHomebrewを実行します。

brew install --cask r

XQuartzのインストール

最後にXQuartzをインストールします。これをインストールしないと何故かRコマンドが動作しません。以下よりインストーラーをダウンロードします。

XQuartz-2.7.11.dmgがダウンロードされるのでダブルクリックし、ディスクイメージをマウントします。以下のウィンドウが表示されます。

image.png

XQuartz.pkgをダブルクリックし、後はウィザードに従ってインストールします。

OpenBLASの関連付け

最初にソースをビルドしてインストールしたOpenBLASとRの関連付けを行います。


mv /usr/local/Cellar/r/4.0.3_1/lib/R/lib/libRblas.dylib /usr/local/Cellar/r/4.0.3_1/lib/R/lib/libRblas.dylib.org
ln -s /usr/local/opt/openblas/lib/libopenblas.dylib /usr/local/Cellar/r/4.0.3_1/lib/R/lib/libRblas.dylib

起動確認

ターミナルでrと入力し、Rが起動すればインストール完了です。

$ r

R version 4.0.3 (2020-10-10) -- "Bunny-Wunnies Freak Out"
Copyright (C) 2020 The R Foundation for Statistical Computing
Platform: x86_64-apple-darwin20.1.0 (64-bit)

R は、自由なソフトウェアであり、「完全に無保証」です。 
一定の条件に従えば、自由にこれを再配布することができます。 
配布条件の詳細に関しては、'license()' あるいは 'licence()' と入力してください。 

R は多くの貢献者による共同プロジェクトです。 
詳しくは 'contributors()' と入力してください。 
また、R や R のパッケージを出版物で引用する際の形式については 
'citation()' と入力してください。 

'demo()' と入力すればデモをみることができます。 
'help()' とすればオンラインヘルプが出ます。 
'help.start()' で HTML ブラウザによるヘルプがみられます。 
'q()' と入力すれば R を終了します。 

> 

Reference

6
8
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?