はじめに
新卒で入社してから現場を二つほど経験し、社会にもまれながらもなんだかんだ今年でSE4年目となってしまいました。
新卒のころは、4年目の方々は何でも知っていてすごく頼もしく感じたことを覚えていますが、
今の自分をみると、まったくそのような頼もしさがあるとは思えず、力不足を感じることも多いです。
しかし、単語すらわからず四苦八苦しながら業務するのが精一杯だった1年目のころのことを思うと、
人前に立って説明したり、一人で客先に出向いたり、実作業をこなしている今の自分に、
力不足を感じるのと同じく成長も感じています。
未経験で自信もなく目の前のことにいっぱいいっぱいだった文系卒未経験のSEである私が、
4年間の業務経験を経て、対面でコミュニケーションをとるうえで心掛けている3つのポイントをご紹介します。
①挨拶
当たり前のことだろうと思われる方も多いかもしれませんが、実際これにつきます。
挨拶というのは百利あって一害なしです。挨拶されて嫌な人は基本いません。
むしろ、挨拶しない人ってなんとなくそのあとも話しかけにくく感じませんか?
挨拶は、事前準備も勉強も何も必要なく、その日その時からすぐに誰にでも始められる
一番簡単なコミュニケーション方法です。
まずは自分から相手と接する姿勢をみせることで、相手に自分の意欲も伝わり
その後の対面でのコミュニケーションも各段に取りやすくなります。
逆に、相手に察してもらうような受け身のスタンスは、
まったく察してくれない相手にあたった場合、逆に心が疲れる原因にもなるので、
勇気を出して自分スタートで行動することを意識することが大事だと思います。
②意識して体を動かす
対面でコミュニケーションをとる際は、緊張して無意識に手を遊ばせてしまったり、
髪の毛をいじってしまったり、足をゆらしてしまったりなど、体をうごかしてしまうこと、多々あると思います。
私は緊張するとじっとしていられないたちで、常に手をどこかに動かしたりキョロキョロしたりしてしまうことが多いです。。。
ですがそういった動きは、コミュニケーションをとっている相手に必ずと言っていいほど見られています。
人間は視界に入った動くものに目をやってしまうことが多く、
上記のような無駄な動きは、相手の視界に入っていれば相手も無意識に追ってしまう原因になります。
ここで、「動かないようにする」という対策は、私にとってかなり難易度が高いものでした。
体を動かさないようにすると、顔までこわばってきたり、意識が持っていかれて話したい事が飛んでしまうこともありました。
そこで私の場合は、逆に「意識的に動かす」ようにしてみました。
話す内容に沿って身振り手振りをつけてみたり、相槌をしっかりうつなど、無意識に体を動かしてしまう時間をなくしました。
そうすることにより、緊張での無駄な動きをなくすことができました。
意識的に身振り手振りをつけることにより、コミュニケーションに関係のない動きがなくなり、
さらに相手とのコミュニケーションを深める姿勢もアピールできる一石二鳥の意識付けかと思いますので、
もし同じような悩みを持つ方がいらっしゃれば試してみてください。
③相手の表情を見る
対面のコミュニケーションをとるうえで当たり前のことと思いますが、
やはり「相手を見る」というのはとても大切だと思います。
相手と目が合わなかったり顔が見えなかったりすると、
今相手はどう感じているのか、どう思ったのか、こちらからはまったく推測できません。
だからといってずーっと目を見るのも、実は相手を話しにくくさせてしまうことがあります。
そこで私のおすすめは相手の眉間の部分を見るようにすることです。
ひたすら目を見られていると、圧を感じたり居心地悪く感じたりしませんか?
そのような望まないマイナス印象を与えず、そして相手の表情もちゃんと自分で確認できるので、
相手のリアクションに合わせてコミュニケーションをとることができます。
自分が相手の表情を確認できるということは、相手にも自分の表情を見せていることにもなるので、
相互のコミュニケーションも深まりやすくなると思います。
今までどこをみて話せばいいかイメージがわいていなかった方は、ぜひ一度意識してみてください。
おわりに
自分が普段コミュニケーションで意識していることを言語化することの難しさを感じました。
また、今日までを振り返るいい機会となりました。
コミュニケーション能力はどんな現場でも必要となりますので、引き続き意識して改善していきたいと思います。
ここまで閲覧いただきありがとうございました。