ご挨拶
こんにちは、あるいはこんばんわ。
primeNumberでカスタマーサクセスをやっています@y-matsunooです。
trocco®のCSとしてのお困り事に答えたり、ユーザーさんのこんな機能あったらいいなに向き合う日々を過ごしております。
今回がQiita初投稿ですが、troccoアドベントカレンダー2022に記事を捧げます。
概要
trocco®力ってなに?
どうやったら伸びるの?
こんな方に読んでほしい
- trocco®のユーザーさん
- 爆速でデータアナリストになりたい人
- trocco使ってみたいって人!!!
trocco®の特徴(知っている人は飛ばしてOK)
trocco®はETL・ELTに留まらず、ワークフローの管理やメタデータの管理もできるちょっと欲張りなデータエンジニアリングを支援するサービスです。(そう私は思っています)
簡単にですがtrocco®でできることを書きます。
- 幅広いデータフォーマットに対応
- MAやCRMをはじめクラウドサービスのデータを収集できる(各種DBはもちろんできる)
- 収集したデータ(DWH)を対象にクエリを実行(分析)できる
- これらがGUI上で設定ができる
もっと機能があって書き尽くせないのですが、
「あのデータ分析したい」と思ったとき、
「こういったデータあるから分析してみて」って言われてしまったときの
面倒事を引き受けてくれます。
ユニークな点はデータ転送設定・データマート機能といったジョブを作成して、
それらをワークフロー機能として管理できることです。
trocco®力 is {デリバリー力}
カスタマーサクセスとしてユーザーさんに向き合う中で私が出した答えが「デリバリー力」なのでこれが正解とかではないです。
trocco®はデータをつなげる、届けるツールです。
フルマネージドではありますが、対応しているデータソース側のアップデートもあれば、
ビジネスサイドの分析ロジックが変わることも考えられます。
trocco®のユーザーさん(データエンジニア/データアナリストの方)の多くはそういった変更に日々対応されており、見えないところでも思考されているのかなと思います。
そういった点から、正確なデータをスピーディ届けることをtrocco®力だと考えます。
エラーと向き合う
カスタマーサクセスをしているとユーザーさんからエラーの連絡があり、解消までのサポートすることがありますが、
そうこうしているうちに勝手にtrocco®力が鍛えられていることに気付かされます。
というのも、trocco®のエラーを解消することは、分析に必要な形でデータを届けられることに直結することが多いからです。
いくつか問い合わせを紹介させていただきます。
- Bigqueryに配列型でデータを格納したい。もしくは配列から必要なデータだけ抽出したい。
- DBから差分転送をしているが、データの欠損がある。
- CSVファイルのカラム数が一定ではないケースがあるが、カラムマップングをして取り込みたい。
- 広告APIのエラー(Rate Limit)のようだが、どうやったら解消できる?
- 自前でAPIを叩いているデータソースをtrocco®で連携させたい
データソースA --(処理①)--> trocco --(処理②)--> データソースB
このようにtrocco®はデータを中継するだけの存在なので、
処理①、処理②のどちらでもエラーは発生しうるのですが、これらのエラーを見ていく中でデータ処理の中で制約やベストプラクティスが身についていきます。
もちろん、データ転送時のETL機能で実装ができない(現実的ではない)ものは、データマートで処理してしまったり、オプション機能のプログラミングETL(デモ動画)をお使いいただくケースもございます。
trocco®力の伸ばし方
先に書いた通り、trocco®はつなぐツールなので、
転送ジョブがエラーになったときに、
- ①②どちらの処理でエラーになってしまったのか?
- どういったエラーなのか?
- trocco®のエラーログは長いですが、多くは最終行と最終行を含む段落に原因が書いてあります。
- エラーログのメッセージを調べてtrocco®の設定をどう変更するのかを考えていただくのが良いかと思います。
- API連携のエラーの多くは各ツールのコミュニティでQ&Aがすでに行われているケースもございます。
もちろんエラーをtrocco®で吸収できるような改善要望もお待ちしております。
結び
trocco®のユーザーの皆さんがデータエンジニアとしてもデータアナリストとしても先生となっていただいています。感謝。感謝。感謝の限りです。
本年も残すところ僅かですが、
来年もtrocco®は皆さんの夢を乗せて走り続けます!
よいお年を。パワーーーーーっ!!