ExcelVBAからEdgeを操作する方法です。
chromeではないです、ほぼ同じだとは思いますが。
準備
ブラウザを操作するためには、「WebDriver」を利用します。
Edgeを操作するためには、「Microsoft Edge WebDriver」になります。
リンク先にある、それぞれのブラウザのバージョンに対応するドライバをダウンロードしてください。
Edgeの設定の「Microsoft Edgeについて」から確認できます。
次に、VBAからWebDriverを利用するためのライブラリ「SeleniumBasic」をインストール。
インストールの途中で「WebDriver for Microsoft Edge」にチェックが入っていることを確認してください。
導入した「SeleniumBasic」は「.NET Framework」も利用します。
が基本的にWindowsに標準でインストールされています。
念のためcmdで確認しましょう。以下コマンドを叩いてReleaseの文字が出力されれば問題ありません。
> reg query "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\NET Framework Setup\NDP\v4\Full" /v Release
先ほどダウンロードした「Microsoft Edge WebDriver」を解凍して、「msedgedriver.exe」を「edgedriver.exe」にリネームして、以下のものと入れ替えます。
"C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Local\SeleniumBasic\edgedriver.exe"
動作確認
VBAプロジェクトで参照設定を追加します。
「Selenium Type Library」を追加。
モジュールを作成して、以下コードを実行します。
Sub BrowserTest()
Dim driver As New Selenium.WebDriver
driver.Start "edge"
driver.Get "https://google.com/"
Stop
driver.Close
Set driver = Nothing
End Sub
Edgeが開いて、Googleへの遷移が確認出来たら、完了です。
もし、オートメーションエラーが発生した場合、.NET Frameworkが足りていないことが考えられます。
以下パスのvbsをダブルクリックして、再起動すれば解決するかもしれません。
"C:\Users\[各自ユーザ名]\AppData\Local\SeleniumBasic\Scripts\StartEdge.vbs"
以上です。