0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Salesforce いつも忘れちゃうことをまとめとく vol.6 ~ 基礎知識(オブジェクトの関係(1))

Last updated at Posted at 2023-06-05

はじめに

  • Salesforce は便利ですが、一度設定しても「あれ?どう設定したっけ?」と、覚えていたのに忘れてしまう… そんな内容をまとめておきましょう。
  • まずは、Salesforce の基礎的な部分を押さえておきたいと思います。

オブジェクトについて

  • 情報を保存する場所です。

    • データベースで言うところのテーブルになります。
    • ただ、データベースとは異なり、テーブルの項目に応じた簡易的な画面を作れたりもします。
  • 「活動」「取引先」と言った Salesforce の標準として用意されている「標準オブジェクト」と組織に任意の形で作ることができる「カスタムオブジェクト」とあります。

  • 「標準オブジェクト」の設定

    • Classic 設定 [設定] > [ビルド] > [カスタマイズ] > 各種標準オブジェクト

    image.png

  • 「カスタムオブジェクト」の設定

    • Classic 設定 [設定] > [ビルド] > [作成] > [オブジェクト]

    image.png

例を使って説明してみます。
とあるRPGゲームの武器・防具・道具を扱った雑貨屋さんの商品リストを作ってみましょう。

商品リスト番号 種類 名前 価格 売値 取り扱い 攻撃力 防御力 道具性能
0001 武器 ひのきのぼう 5 ゴールド 3 ゴールド あり 2 0 なし
0002 武器 どうのつるぎ 100 ゴールド 75 ゴールド あり 12 0 なし
0003 武器 はかいのつるぎ 65,535 ゴールド 33,750 ゴールド なし 110 0 なし
0004 防具 ぬののふく 10 ゴールド 7 ゴールド あり 0 4 なし
0005 防具 かわのよろい 150 ゴールド 112 ゴールド あり 0 12 なし
0006 道具 やくそう 8 ゴールド 6 ゴールド あり 0 0 HP回復
0007 道具 どくけしそう 10 ゴールド 7 ゴールド あり 0 0 毒回復

こんな感じにしてみましょうか。
(標準オブジェクトでもできそうですが、カスタムオブジェクトで作ってみます)

まず、カスタムオブジェクトの情報です。

項目
表示ラベル 商品リスト
オブジェクト名 ProductList

image.png

レコード名の表示ラベルと型を入力

項目
レコード名 商品リスト番号
データ型 自動採番
表示形式 {0000}
開始番号 1

レコード名は「商品リスト番号」にしましょう。番号は自動的に付与してもらう形で、
1からの番号で、表示は「0001」と言った、4桁の0埋め表記にしましょうか。

image.png

[保存] ボタンクリックで、あっさりカスタムオブジェクトができました。

image.png

項目

自動的に標準項目が出来上がります。

項目 意味
最終更新者 レコードを更新した最後のユーザ と その日時
作成者 レコードを作成したユーザ と その日時
所有者 レコードの所有者
商品リスト番号 レコードを表す情報です。(主キーに近いイメージ)

image.png

もちろんカスタム項目はありません。

では、カスタム項目を作ってみましょう。
[新規]ボタンをクリック。
image.png

データの種類(型)を選択できます。色々な種類を指定できますね。
image.png

前述の「商品リスト」を基に作ってみましょう。
「種類」と行きたいところですが、飛ばして「名前」から。
「名前」は文字なのですが、「テキスト」「テキスト(暗号化)」「テキストエリア」「テキストエリア(リッチ)」「ロングテキストエリア」と文字を入力する型が沢山あります。
違いは、入力できる文字数であったり、パスワード用の暗号表示になる型、文字色・装飾ができる型などの違いがあります。

「名前」は、「テキスト」型にしましょうか。次に進みましょう。

項目に対する詳細情報を入力していきます。
画面に表示するラベル名だったり、文字数などを入力します。

image.png

設定項目 設定値 補足
項目の表示ラベル 名前
文字数 20
項目名 NameField 英数字で指定する必要があります。項目の表示ラベルにあった英数字にしましょう。

ほかの項目は一旦おいておきましょうか。次に進みましょう。

「項目レベルセキュリティ」の設定です。
「???」となりますが、「プロファイル毎にこの項目を見たり更新できるか、見るだけか、利用できないか」を設定できます。
この辺りは奥が深いのと、後からでも変更できますので、そのまま次へ進みましょうか。

image.png

今度は「ページレイアウトへの追加」の設定です。
また聞きなれない言葉が出てきました。
前述で、簡易的な画面を作ることができる、と書きました。
そのレイアウト情報が「ページレイアウト」です。
初期状態ではチェックが入っていますが、今回はチェックを外しておきます。
「保存」ボタンをクリックしましょうか。

image.png

そんな感じで、一つ項目ができました。

image.png

では、「商品リスト」の項目、全部作ってみましょう。

項目 項目名 文字数・桁数・チェックON/OFF
商品リスト番号 標準項目で作成済み - -
種類 (一旦、省略) - -
名前 テキスト NameField 20
価格 数値 PriceField 18、小数点以下0
売値 数値 SellingPriceField 18、小数点以下0
取り扱い チェックボックス HandlingField チェックなし
攻撃力 数値 OffensivePowerField 3、小数点以下0
防御力 数値 DefensivePowerField 3、小数点以下0
道具性能 テキスト PerformanceField 255

できました!
image.png

次「Salesforce いつも忘れちゃうことをまとめとく vol.7 ~ 基礎知識(オブジェクトの関係(2))」
 https://qiita.com/xx_mana/items/ac644cb0bbcf7f829ba5

ご了承ください

  • まだまだ勉強中の部分もあります。間違っている箇所もあるかもしれません。
  • Salesforceは、この時点のバージョン(2023年6月頃) での内容になります。今後、仕様変更が変わることによって、内容の通りにならない可能性もあります。ご了承ください。
  • また、URLなども変更になっている可能性もあります。
0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?