はじめに
- Salesforce は便利ですが、一度設定しても「あれ?どう設定したっけ?」と、覚えていたのに忘れてしまう… そんな内容をまとめておきましょう。
- まずは、Salesforce の基礎的な部分を押さえておきたいと思います。
レコードタイプ
「レコードタイプ」
これも聴きなれない用語ですが、「レコードのタイプ」「レコードの種類」です。
レコードに対する種類を表すフラグ、と言う感じです。
ここで前述の「種類」を指定しましょう。
以下のような設定とします。
既存のレコードタイプからコピーする | レコードタイプの表示ラベル | レコードタイプ名 |
---|---|---|
--マスタ-- | 武器 | RecordType4Weapon |
--マスタ-- | 防具 | RecordType4Armor |
--マスタ-- | 道具 | RecordType4Tools |
「次へ」のボタンをクリックすると、以下のような画面が表示されます。
この「レコードタイプ」を指定したときの「ページレイアウト」を設定できます。
プロファイル単位で、「ページレイアウト」を細かく設定できます。
ここでは、まだページレイアウトは設定できていないので、デフォルトの「商品リストレイアウト」を選択しておきましょう。
次へをクリックして、必要なレコードタイプを作成します。
[有効
]になっていることを確認しましょう。
ページレイアウト
「ページレイアウト」、これも聴きなれない用語ですが、
前述の簡単な画面を作ることのできる設定です。
項目を配置していくような形になります。
現在、種類として「武器」「防具」「道具」の3種類です。
種類ごとにページレイアウトを作ることにしましょうか。
項目 | 武器ページレイアウト | 防具ページレイアウト | 道具ページレイアウト |
---|---|---|---|
商品リスト番号 | ○(配置) | ○(配置) | ○(配置) |
名前 | ○(配置) | ○(配置) | ○(配置) |
価格 | ○(配置) | ○(配置) | ○(配置) |
売値 | ○(配置) | ○(配置) | ○(配置) |
取り扱い | ○(配置) | ○(配置) | ○(配置) |
攻撃力 | ○(配置) | - | - |
防御力 | - | ○(配置) | - |
道具性能 | ○(配置) | ○(配置) | ○(配置) |
[新規
]ボタンをクリックして、設定してみましょう。
ページレイアウトの名前を設定しましょう。
「武器ページレイアウト」としましょうか。
画面の上部に先ほど設定した「カスタム項目」などの欄があり、下の欄に貼り付けていく形になります。
まず、「セクション」を「カスタムリンク」の当たりにドロップしましょう。
一旦そのままで [OK
] ボタンにしましょうか。
と言うことで、「武器ページレイアウト」「防具ページレイアウト」「道具ページレイアウト」の3つを作りました。
そして、「ページレイアウト」と「レコードタイプ」を紐づけます。
「ページレイアウト」欄の「ページレイアウトの割り当て」ボタンをクリックします。
以下のような、「プロファイル」と「レコードタイプ」毎にどの「ページレイアウト」を利用するか、を指定します。
(プロファイルを指定したユーザが、新規にレコードを作ったとき、レコードタイプを選択、その時に表示されるレイアウトはどれ?って感じです)
とりあえず、どのプロファイルでもそれぞれのレイアウトになるようにしておきましょうか。
[割り当ての編集]ボタンをクリックします。
以下のような画面が表示されるので、選択してページレイアウトの設定を変更しましょう。
一括で変更する場合は、行ヘッダー、列ヘッダーを選択すると一括で選択できます。
[保存] ボタンをクリックしましょうか。
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ご了承ください
- まだまだ勉強中の部分もあります。間違っている箇所もあるかもしれません。
- Salesforceは、この時点のバージョン(2023年6月頃) での内容になります。今後、仕様変更が変わることによって、内容の通りにならない可能性もあります。ご了承ください。
- また、URLなども変更になっている可能性もあります。