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Autify で Salesforce を動かしてみよう~ vol.1 ログインへの道

Last updated at Posted at 2021-02-12

はじめに

  • Autify で Salesforce を動かしてみよう、と思い記事にしてみます。
  • TIPSなども記載できれば、と考えています。

ご了承ください

  • まだまだ勉強中の部分もあります。間違っている箇所もあるかもしれません。
  • Salesforce、Autify は、この時点のバージョン(2021年1月頃) での内容になります。今後、仕様変更が変わることによって、内容の通りにならない可能性もあります。ご了承ください。
    • また、URLなども変更になっている可能性もあります。

前回まで

超ミニマムなシナリオ作成から実行(お試し)

まずは Autify で動作できるか、を確認するための最小のシナリオを考えましょう。

  • ログインページに移動する。
    image.png

  • ユーザIDを入力する。
    image.png

  • パスワードを入力する。
    image.png

  • ログインボタンをクリックする。
    image.png

  • 情報のダイアログが表示【された】ので、右上の×をクリックする。

    • 一度閉じたら次から表示されない画面・ダイアログがあります。 image.png
  • タブの「テスト001」をクリック
    image.png

  • 「新規」ボタンをクリック
    image.png

  • 「テキスト」に値を入力して、「保存」ボタンをクリックする。
    image.png

この流れをシナリオにしてみましょう。

レコーディング

Autify でレコーディングを行いました。
image.png

Autify で実行

実行、ぽちっとな!

image.png

し、失敗しました😳

左が「レコーディング時の画面」、右が「Autifyの実行結果」です。
表示された画面の想定が異なっていることがわかります。
image.png

これは、想定と異なり、
Salesforce の仕組みの「多要素認証画面」が表示されていることがわかります。

分析する

どういうことでしょうか、分析します。

ユーザはどのように操作するのでしょうか

  1. ユーザ名、パスワードを入力し、ログインボタンをクリックする。
  2. 利用したことないブラウザからのアクセスのため、ID検証の画面が表示される。①
  3. ユーザに認証コードが書かれたメールが送信される。②
  4. ユーザはメールの認証コードをID検証画面に入力する。③

image.png

Autify上ではどう動くのでしょうか

1.~3. までは同じですね。

  1. ユーザ名、パスワードを入力し、ログインボタンをクリックする。
  2. 利用したことないブラウザからのアクセスのため、ID検証の画面が表示される。①
  3. ユーザに認証コードが書かれたメールが送信される。②

うーん、認証コードはどうやって入れればよいのでしょうか。
そもそもID検証の画面について、レコーディングしていませんね~。

image.png

いきなり、困りましたね😭

考え方

考え方として、大きく2つありそうです。

① ID検証画面を乗り越えるようなレコーディングをする
② ID検証画面を表示させないようにする

① ID検証画面を乗り越えるようなレコーディングをする

  • ID検証画面をレコーディングできたとします。
    • 今後テストシナリオを作成する際、必ずID検証画面を通過させるレコーディングさせる必要がありそう。
    • シナリオとして煩雑になりそう…。
  • ID検証画面が表示されない可能性もあります。

これらを考えると、この方法はあまりよくないかもしれません。

② ID検証画面を表示させないようにする

そもそも、ID検証画面を表示させない、というのはどうでしょうか。

  • ID検証画面を表示させないことで、①の問題は解消されます。

どちらかと言うと②のほうが良いような気がします。

この方法で、考えてみますが、
ID検証画面を表示させないようにすることができるのでしょうか🤔

解決方法

ID検証画面を表示させない方法は、SFDC に「組織が信頼するソースの IP アドレス範囲」にAutifyからのIPを含めるとよさそうです。

では、Autify の IPアドレスはどうなっているでしょうか。

できるようですが「オプション契約」が必要そうです。

私の使用環境は、この契約はしていません…

さて、どうしたもんでしょうか、と調べていると、プロファイル単位で IPアドレス指定できることがわかりました。

同じ設定をしてみました。
image.png

⚠注意

  • 今回 IPアドレスは 0.0.0.0 ~ 255.255.255.255 を指定しました。これによって、このプロファイルを所持するユーザのすべてのipアドレスで、ID検証が不要になりました。
    • 不要になった結果、ipアドレスでブロックしないので、セキュリティが緩くなった、と言えると思います。
  • ご利用のSFDC組織自体にIP制限がかかっている可能性があります。その場合は、Autify の IPアドレス固定オプション契約で、IPの固定化をしたほうがセキュリティ上安全かと思います。

Autify で実行・2回目

実行、ぽちっとな!

image.png

通りました~
[要確認] が出てますね。

確認しましょう。

image.png

×ボタンに迷ったようです。
正しいので「成功とする」をクリックしておきましょう。

image.png
データもできているようです。

これでようやく、SFDC上のアプリケーションをAutifyで検証できそうです。

変更履歴

  • 2021/02/18 タイトルを変更しました。
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