smallタグ
smallタグです。
かつては文字を小さく表示するために使われるタグでしたが、今ではセマンティックな役割が与えられています。
そのうちの1つが著作権の帰属を表すです。
なんでこの記事を書いたのか
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smallの役割って意外と知られていない気がする - 最近レビューで連続でこの話をした
という2つの理由から記事を書きました。
内容の補足
コピーライト表記ってありますよね？
© 2019-2021 Example Corporation All rights reserved. みたいなやつです。
色々なサイトのマークアップを見学していてspanタグで実装されていることが多いことに気がつきました。
しかしHTML Living Standardのsmallタグの章を見てみると
Small print typically features disclaimers, caveats, legal restrictions, or copyrights. Small print is also sometimes used for attribution, or for satisfying licensing requirements.
とあります。これを翻訳すると（DeepL使用）
スモールプリントは、通常、免責事項、注意事項、法的制限、または著作権を特徴としています。スモールプリントは、帰属表示やライセンス要件を満たすために使用されることもあります。
このように著作権表記が代表的な使い方の1つとして記載されています。
正直、著作権表記がセマンティックじゃなくても大きな問題はありません。
しかしこれだけしっかりハマる要素、せっかくなら使いたいと私は思います。
おまけ1
すぐ上で引用した内容にあるように、免責事項や注意事項を表すのもsmallの役割です。
マークアップでちゃんとsmallを使っていれば「ここに誤字があってはまずいな」と気をつけて見ることも出来るのではないでしょうか。
おまけ2
著作権表記をするにあたって
© 2019-2021 Example Corporation All rights reserved.
こういう書き方はよく見るのですが、実は
© 2019 Example Corporation
これだけで十分です。
©と公開した年と著作権者さえ記載されていればOK。
All rights reserved.なんかは意外と場所を取るので、覚えておいて損はないと思います。
※こちらのコメントで指摘いただいたように、内容に不備があったので修正しました