この記事の概要
私は最近CSS in JSでスタイルを書くことが多いのですが、CSS Custom Properties(CSS変数)が補完されず微妙に非効率な思いをしていました。
これを解消できるVisual Studio CodeのExtensionを発見したので、簡単な使い方とともに紹介します。
また、新人プログラマ応援 - みんなで新人を育てよう!
イベントへの参加記事でもあります。
最終イメージ
CSS Custom Propertiesを定義しているのも、それを呼び出しているのもTypeScriptのファイルです。
しかし、ちゃんと補完が効いています。
Extension
こちらのExtensionです。
似たようなExtensionはいくつかありましたが、.css
のファイルを触っている間しか補完が効かないなど……。
CSS Custom Properties
やCSS Variable
などで検索してヒットするものをひとしきり試した中ではこのExtensionが1番求めるものに近かったです。
デフォルト設定
上記のドキュメントにある通りですが、デフォルトでは以下のファイルを対象にして補完されます。
[
"**/*.css",
"**/*.scss",
"**/*.sass",
"**/*.less"
]
また、以下のものは除外されています。
[
"**/.git",
"**/.svn",
"**/.hg",
"**/CVS",
"**/.DS_Store",
"**/.git",
"**/node_modules",
"**/bower_components",
"**/tmp",
"**/dist",
"**/tests"
]
.js
や.ts
内でCustom Propertiesを定義する際
styled-componentsのcreateGlobalStyle
やEmotionのGlobal
を使用している場合、.js
や.ts
のファイル内でCustom Propertiesを定義することもあると思います。
この場合、Visual Studio Codeのsettings.json
を開いて、以下のように記載します。
{
// 既存の設定
"cssVariables.lookupFiles": [
"**/*.css",
"**/*.scss",
"**/*.sass",
"**/*.less",
"**/*.js",
"**/*.ts"
],
}
グローバルなsettings.json
ではなく、ワークスペース固有のsettings.json
に対して指定するのももちろんOKです。
{
// 既存の設定
"cssVariables.lookupFiles": [
"path/to/styles.js",
"path/to/styles.ts"
],
}
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