はじめに
「外出先から家のデバイスにアクセスしたいときってありませんか?」
この記事ではTailscaleのサブネットルータ機能を使った簡単な接続方法を解説します。
この方法を使えば、外出先から家のプリンターを操作したり、自宅のNASやPC、サーバにリモート接続することができます!
この記事の対象者
- 外出先から自宅の機器にアクセスしたい人
- リモート接続で家のパソコンを操作したい人
- サブネットルータって何?と思っている人
サブネットとは?
サブネット(Subnet) とは、ネットワークを小さな単位に分割したグループのことです。
「Sub-network(サブネットワーク)」の略で、家庭や会社のLAN(ローカルエリアネットワーク)がこれに当たります。
具体例
あなたの自宅のWi-Fiに接続されているデバイスを思い浮かべてください:
- パソコン: 192.168.1.10
- スマホ: 192.168.1.20
- プリンター: 192.168.1.50
これらはすべて 192.168.1.x という同じIPアドレスの範囲にいますよね?
この範囲全体(192.168.1.0〜192.168.1.255)が 「サブネット」 です。
サブネットルータとは?
サブネットルータは、Tailscaleネットワーク(Tailnet)と自宅のローカルネットワーク(サブネット)を繋ぐ「橋渡し役」です。
通常のTailscaleとの違い
- 通常のTailscale: Tailscaleをインストールしたデバイス同士のみ接続可能
- サブネットルータ: Tailscaleをインストールしていないデバイスにもアクセス可能
つまり、1台のデバイスをサブネットルータに設定すれば、自宅のLAN内にある全てのデバイスに外部からアクセスできるようになります!
ネットワーク図で見る接続のイメージ
やりたいこと
外出先のノートPCから自宅のNASにアクセスしたい
前提条件
- ノートPCにTailscaleがインストール・セットアップ済み
- RaspberryPiにTailscaleがインストール・セットアップ済み
- RaspberryPiはサブネットルータとして設定済み
通信の流れ
- 外出先のノートPC → Tailscale経由でRaspberryPiに接続
- RaspberryPiでルーティング → 192.168.1.x宛ての通信を自宅LANへ転送
- RaspberryPi経由で192.168.1.xに属しているNASにアクセス
- アクセス完了!
これで外出先から、TailscaleがインストールされていないNASにもアクセスできるようになりました!
この場合Raspberrypiの電源が落ちている場合、Tailscaleに接続しているデバイスが自宅のLAN環境のデバイスにアクセスできなくなるので注意です。
サーバがある場合
自宅にサーバがある場合は、サーバ上でVMを立ててそこにTailscaleをインストールし、サブネットルータとして設定するのがおすすめです。
詳しい設定方法について
この記事ではサブネットルータの概念と仕組みを紹介しました。
実際の設定手順については、以下の記事がとても分かりやすく解説されています:
自宅のパソコンをリモート操作するおすすめソフト
リモート接続する場合おすすめなのがMoonlightとSunshineというリモート接続するソフトです。
クライアント側にはMoonlight、ホスト(自宅PC)側にはSunshineを入れましょう。
このソフト何がいいかっていうと動作がめちゃ速いんですよね~。
120fps表示にも対応しているので、ゲームも快適にプレイできます!
マルチモニター環境でも簡単に画面切り替えができるのも便利です。
サブネット設定ができていれば、あとは簡単に接続できるのでぜひ試してみてください。
最後に
Tailscaleのサブネットルータ機能を使えば、外出先から自宅のデバイスに簡単にアクセスできます。
ネットワーク設定でつまずいた時は、以下を確認してみてください:
- サブネットルータの承認状態(Tailscaleの管理画面)
- ルーティング設定が正しいか
トラブルシューティングをしっかり行えば、ほとんどの問題は解決できます。(たぶん)頑張ってください!
