最初に
「BigQueryで〇〇万円溶かした」なんてことをたまに聞くことがあり、BigQueryなんか怖いな、、という印象があります。
だけど、BigQueryはいいサービスだし、今のところ「毎月1TBのクエリは無料」で使えます(定額料金でなく、オンデマンドの場合)。すごくない?1TBだよ!
もう少し安全に使いたいな、と思っていたときに、**Quotas(割り当て)**の設定があることを知ったので、設定してみました。
Quotas(割り当て)の設定
- [IAMと管理] > [割り当て]をクリック
- BigQueryでフィルタリング
- [Query usage /日]を選択
- [割り当てを編集]をクリック
- Unlimitedのチェックを外し、[新しい上限]に設定したい量を指定
- [完了]をクリック
- [リクエストを送信]をクリック
1TBの範囲内で使いたかったので、1日当たりの使用量を0.03TiB(30GiB)に設定してみました。1ヵ月あたり1TBの範囲内で使えるはず。クエリ以外の課金もあるものの、Unlimitedとは安心感が違います。
割り当てを超えた場合のエラー
Custom quota exceeded: Your usage exceeded the custom quota for QueryUsagePerUserPerDay, which is set by your administrator. For more information, see https://cloud.google.com/bigquery/cost-controls
費用の予測
Quotas(割り当て)の設定とは関係ないですが、費用の予測も参考になります。
GCPのコンソールで費用の予測を確認することが出来ます。
あくまで予測ですが、目安になります。
- [お支払い]をクリック
- 請求先アカウントを選択
- 「月末合計費用(予測)」の欄を確認
- [レポートを表示]をクリックすると、更に詳細を確認することが出来る