PythonのフレームワークにFlaskがあります。
Flaskについてまとめました。
ドキュメント
・Flask公式ドキュメント
https://flask.palletsprojects.com/en/2.3.x/
・Flaskドキュメント(日本語版)
https://msiz07-flask-docs-ja.readthedocs.io/ja/latest/
Flaskとは
軽量かつ柔軟に設計されており、手軽にWebアプリを構築できます。
FlaskにはHTMLのテンプレートエンジンであるjinja2と
WebサーバエンジンのWerkzeugで構成されており動的なWebアプリを作成できます。
他には
・Webルートを作成しシンプルなAPIが作成できる
・HTMLテンプレートエンジンのJinjaを使うことで簡単にWebページを作成できる
・Flaskは、開発者がプロジェクトの要求に合わせてサードパーティの拡張機能を導入できるフレームワーク
・Flaskには、アプリのテストやデバッグを手軽に行える開発サーバーが組み込まれている
Flaskのメリット
シンプル
Flaskは、シンプルさを重視して設計されていて、どの開発者にとっても理解しやすく、使いやすいです。そのため、Webアプリケーションの構築における学習のハードルが非常に低い
柔軟性
Flaskは基本的な機能のみを提供するWebフレームワークで、開発者はFlaskの拡張機能やサードパーティのライブラリを活用して、要件に応じてカスタマイズや機能拡張ができる
ドキュメント
Flaskのドキュメントは非常に充実していて、初心者にもわかりやすく基礎から応用まで幅広く解説されているため、簡単にフレームワークの使用方法を習得することができる
互換性
Flaskは、さまざまなPythonのバージョンとの互換性があり、既存のPythonのコードベースで簡単に利用できます。複数のWebサーバーもサポートしている
素早い開発
Flaskのシンプルで柔軟な設計により、セットアップに必要な定型文が削減され、開発者がすぐに開始できます
Flaskが使われているもの
・Pinterest
・Twilio
・PgAdmin
備考
Webルートとは
Webアプリの特定のアクションまたは機能へのURLマッピングを指します。 Web開発ではWebルートは、ユーザーがアプリケーションのさまざまな部分と対話するためにアクセスできるエンドポイントまたはURLを定義するために使用されます。
例えば、Webルートは「/home」として定義され、Webサイトのホームページをレンダリングするロジックを処理する特定の機能またはコントローラーに関連付けられます。ユーザーがURL「example.com/home」にアクセスすると、対応するルートがトリガーされ、レンダリングされたHTMLページなどの適切な応答がユーザーのブラウザーに返されます。
Webフレームワークは、多くの場合、これらのWebルートを定義および管理するためのAPI、またはメカニズムを提供し、開発者がさまざまなリクエストを処理し、Webアプリのさまざまなページや機能をナビゲートするための論理構造を作成できるようにします。
サードパーティ拡張機能
・拡張機能の開発のドキュメント
https://msiz07-flask-docs-ja.readthedocs.io/ja/1.1.1-docs-ja/extensiondev.html
・拡張機能(PyPI)
https://pypi.org/search/?c=Framework+%3A%3A+Flask