🚀 はじめに

こんにちは。
Claude の MCPサーバーをリモートで動かしたいと思い立ち、今回は Supergateway を利用して HTTP ベースの MCP サーバーを構築しました。

この記事では、実装の手順・構成図・起動のクセ まで含めて詳しく解説します。

💡 Supergatewayとは？

従来 MCP サーバーは stdio ベースで基本的に動作していましたが、Supergateway を使うと、

など、複数の通信方式へ変換できます。

つまり、ローカルに閉じた MCP サーバーを“リモート化”できるツールです。

最初は Lambda 単体で完結させようとしましたが、supergateway のプロセス管理や常時起動が必要になる点から断念しました。

そこで今回は AWS App Runner を選択し、下記のような構成をしました。

App Runner は ECS より手軽で、“軽い常時稼働アプリ” に向いています。

App Runner は「常時起動」を前提としたサービスですが、コスト面から Lambda で起動・停止を制御 する構成を取りました。

Claude Desktop の MCP カスタムコネクタには、resume のURLを指定します。

構成図はこちら。
初めてのGraphVizです。

起動直後は MCP の Initialize が通りません。
一度起動待ち → 再接続 が必要。

supergateway を detach して動かそうとしましたが、Lambda の制約上、実用は厳しめ。

“軽い常時稼働・外部公開” の用途には非常に便利。

将来的には Next.js や軽量APIにまとめるとさらに安定します。