【VB.NET】デスクトップアプリのデータ一時保存

「スコープ」という性質で分類すると、VB.NETの変数には3種類あります。
初心者のためのVB.NETの基本 ~変数編~

データを格納しても保持されるのはプロシージャが終わるまで

なのは、プロシージャ(メソッド)内で宣言された「ローカル変数」です。

一方、フォームもクラスの一種で、フォームに配置したラベルなどのコントロールは「メンバ変数」に当たります。
つまりフォームを閉じるまで保持しておきたいデータは、ラベルと同じように「フォームのメンバ変数」にしておけば、フォームを閉じるまで保持されます。

シングルトンはもっと複雑なことをするようになると必要になってくることもありますが、この件に関しては使わなくても問題ない上にけっこう難しいことまで勉強しなければいけなくなるため、今回については忘れた方がいいと思います。
(@Verclene さんの言ってることが間違っているわけではまったくないのですが、@wifrstfasnriov さんは別にプログラムの勉強をしたいわけではないようなので、そこまで手を出すと本来の目的とは違う方向に進みそうで)

そもそもアプリ内で完結する処理に対してわざわざXMLみたいな大層なものを使う意味もよく分かりませんが……
そこまで大きなデータでなければシングルトンなインスタンスでも作っておけば,アプリ起動中のみストア可能な場所ができると思います.

アプリ上でボタンを押すと、そのボタンが持っているIDに対応した情報をXMLから探してきて、画面に表示

一意なIDに対応する値を検索するような感じなら、Dictionaryクラスにデータを格納すればよいと思います。

一般的な手法が知りたいです。

アプリ終了後は保持しなくていいなら、「ファイルに保存せずメモリ上だけで保持する」のが一般的です。

極端な話無色透明のLabelコントロールを作って、そこにテキストとして入れておけば十分やりたいことは満たせます。

これでいいと思います。

さすがに文字数制限に引っかかる気がしますが、それぐらいしか困る要素がありません。とはいえあまりにプリミティブというか…なんか違うだろう感がすごいです。

なら、透明ラベルのかわりに文字列変数に格納するくらい。
とはいえユーザーID別にデータを持つということなので、@radian-jp さんが提案しているディクショナリにしておくと楽でしょうね。

たぶんXML化しない方が楽なんじゃないかと思いますが、「データ形式はxmlです」とのことなので上の表はXML化する部分はすでにできているという想定です。
どうせ外部とやり取りするデータではなくアプリの内部的なデータでしかないのなら、まずは自分がやりやすい方法で意図したとおりに動くものを作ることを優先した方がいいでしょう。
「IT業界で働いているわけではないけど自前でなんとかしたい」ということなら、今後のことを考えてきちんと設計することの優先度は低いでしょうし。

みなさまご回答ありがとうございます。クラスやdictionaryはxml作る過程で使うので使い方はわかっているつもりなのですが、それらにデータを格納しても保持されるのはプロシージャが終わるまでで、次にプロシージャが走ったときにはデータは残っていないと思うのですが間違っているでしょうか。
すごく単純化した話ですが、ボタンを押すと「このボタンを押したのはこれで3回目です。」みたいなメッセージを表示するようなボタンを作ったとします。プロシージャの最後にメッセージの表示をするとします。この場合すでに2回押されたという情報がどこかに書いてあるからそれに+1して3回目と言えるのだと思います。この2という情報をクラスに持たせることができるのでしょうか。シングルトンなインスタンスという言葉を初めて聞いたので調べたのですが、単に1つしかインスタンス化できないクラスと理解しました。もしかしてこれだとインスタンス化する度に前回インスタンス化したときの情報が呼び起こされるのでしょうか。流石にそんなことないですよね…。