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Macターミナルでの圧縮・解凍コマンド備忘録

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##はじめに
ターミナルでのファイル圧縮のコマンドが圧縮形式によってさまざまで,その時々で調べるのが大変なので,簡便なコマンドのみにしぼって備忘録としてまとめました。本記事ではzip,gzip,bzip2およびtarファイルについてのコマンドを記載しております。各種圧縮形式の特徴については参考記事をご覧ください。

##環境
macOS Big Sur (バージョン11.5.2)

##zip
最も有名な圧縮形式。ソースファイルが大きすぎたり(4GBくらい)圧縮後のファイルが大きすぎる(2GBくらい)場合は破損が起こるので注意。

zip [zip File Path] [Source File Path] #圧縮
unzip [zip File Path] #解凍

##gzip

gzip [Option] [File Path] #圧縮
gunzip [Option] [gzip File Path] #解凍

-k: ソースファイルを残す
-v: 圧縮率の表示

作成されるgzipファイルは元ファイル名に拡張子**.gz**がついたものとなる。

##bzip2

bzip2 [Option] [File Path] #圧縮
bunzip2 [Option] [bzip2 File Path] #解凍

作成されるbzip2ファイルは元ファイル名に拡張子**.bz2**がついたものとなる。

gzip,bzip2形式の圧縮ファイルはFinderでダブルクリックしても解凍できる。

##tar
tar(Tape ARchive)ファイルはアーカイブファイル。さまざまなファイルを一つのファイルへとまとめることで,メール等で大量のファイルを簡便に送ることができる。無圧縮で作成するか,または各種形式で圧縮して作成するかをオプションで選べる。

###tarファイルの作成

tar -cvf [tar File Path] [Source File Path]

-c: 新しいアーカイブの作成を意味するオプション
-v: 詳しい情報の表示
-f: アーカイブファイルのパスを指定するためのオプション

tar File Pathの拡張子には**.tar**を指定する。

###tarファイルの内容の表示

tar -tvf [tar File Path]

-t: 一覧を表示するためのオプション

###tarファイルの展開

tar -xvf [tar File Path] -C [Destination Path]

-x: 展開を指定するオプション
-C: 展開先のディレクトリを指定するためのオプション

###gzip形式の圧縮アーカイブファイルを作成する

tar -cvzf [tar File Path] [Source File Path]

gzip形式で圧縮されたtarファイルを作成するためには -zオプションを加える。
拡張子は**.tar.gzまたは.tgz**を指定する。.tgz形式のtarファイルの内容を表示,また解凍を行うためには,上記の各コマンドに同様に-zオプションを加えることで可能となる。

###bzip2形式の圧縮アーカイブファイルを作成する

tar -cvjf [tar File Path] [Source File Path]

bzip2形式で圧縮されたtarファイルを作成するためには**-jオプションを加える。
拡張子は
.tar.bz2**。内容表示と解凍も同様に-jオプションを加える。

##参考にさせていただいたサイト,書籍,Qiita記事
Macでの圧縮・解凍コマンドをメモっておく件
ファイルの圧縮についてまとめ
これから学ぶmacOSターミナル

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