では実際に、Oracle Management CloudのOracle Databaseモニタリングの画面からDBの状態を監視していきます。
以下のパフォーマンス・チャートをクリックすると、デフォルト設定されたメトリックが表示されます。このメトリックは、データベースやミドルウェアの製品に合わせて事前作成されています。デフォルト以外のメトリックを追加する場合は、チャートの追加をクリックします。
ここでは、数あるメトリックの中から代表的なものを以下に紹介します
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Top Wait Events関連メトリック
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Latency関連メトリック
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Database Activity関連メトリック
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Load関連メトリック
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Instance Load関連メトリック
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Efficiency関連メトリック
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Storage関連メトリック
ASMも監視対象にしていれば、同様にASMメトリックも参照可能です
これらのモニタリング機能はOMCのInfrastructure Monitoringのサービスで提供されています。このデータは過去2週間分まで遡って検索することが可能です。
また、特定のしきい値を超えた場合にアラート情報をメールやSlack、Webhookで通知するなどの使い方も可能です。
Infrastructure Monitoringは、データベースサーバーの詳細分析をしていく際に非常に有効ですが、データベースの数十~数百となっていくと監視が非常に煩雑になっていきます。
その場合はOMCのIT Analyticsのサービスを活用することによって、横断的にサーバーの監視から詳細分析をするというアプローチが効果的です。
次は、IT Analyticsによるデータベースの監視について紹介します。
OMCでOracle Databaseを監視する②
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