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OMC Log Analyticsの設定方法と使い方 - Linux編 -

Last updated at Posted at 2020-01-07

Oracle Management CloudのLog Analyticsは、OSやMiddleware,Databaseなどの様々なログを集約して横断的に分析することができるサービスです。
ここでは、実際にLinuxの代表的なログの取得するための設定手順、基本的な分析手法について紹介します。

  • 左上のメニューアイコンからログアナリティクス-> ログ管理 -> エンティティを選択
    image.png

  • 新規アソシエーションをクリック
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  • エンティティタイプをHost(Linux)に選択してエンティティの追加をクリック
    image.png

  • エンティティ登録したHostが選択可能になっているのでチェックして選択をクリック
    image.png

  • 続行を選択
    image.png

  • Linux Secure LogsとLinux SysLogs Logsを選択して一番下の続行ボタンをクリック
    image.png

  • エンティティの関連付けをクリック
    image.png

  • これでCloud AgentがOSの2つのログファイルを収集する設定が完了
    image.png

  • Cloud Agentをインストールしたopcユーザは/var/logディレクトリのログファイルへのアクセス権限がないので、以下コマンドで参照権限を付与する

$ sudo setfacl -m u:opc:r /var/log/messages*
$ sudo setfacl -m u:opc:r /var/log/secure*
  • Log Analyticsの画面にSyslogとSecureLogが表示されたら設定はOK
    image.png

##ログ・エクスプローラを使ってみる
Lableのフィールドをグループ化基準にドラッグ&ドロップ。右側の円グラフがラベリングされたログのタイプでグループ化される
image.png

  • ビジュアライゼーションからヒストグラム付きレコード選択
    image.png

  • 時系列でのログの出力状況
    image.png

  • ビジュアライゼーションからクラスタを選択するとログがクラスタリング(分類化)される。
    潜在的に問題のあるレコードやまれにしか発生しないレコードなど対象レコードの特定が簡単になる。
    image.png

Cloud Agentは定期的に更新分のログレコードをOMCに送信し、ログデータは常に最新に近しい状態になります。今回はLinuxの基本的なログを取り込む設定をしましたが、これ以外にもLog Analyticsには予め用意されたログ・パーサーが準備されています。

対応可能なログパーサーの一覧

ここにない独自のログフォーマットの場合は、カスタムパーサーを自分で作成することで同様にログを取り込んで分析可能です。下記に、手動でのログ取り込みの方法やカスタムパーサーについて紹介しています。

Oracle Management Cloud関連の情報はこちら

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