Oracle Management Cloudは、Autonomous Databaseを監視対象に追加することができます。この場合、従来のCloud Agentではなく、API方式での監視となります。
以下に設定手順を紹介します。
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リージョンはOMCインスタンスが稼働しているリージョンを選択する。※OMCとAutonomous DBは同じリージョンでなければならない
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資格証明の項目は、OMCがAutonomous DBにアクセスするために使用する。OCIから適切な情報を取得して入力
ユーザーに必要な権限はこちらを参照 -
Autonomous DBの各種情報をInfrastructure Monitoringで参照。しきい値でのアラートなど従来のOracle DBと変わらず同様に監視することができる
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Autonomous DBの監査ログ(Unified Audit)はLog Analyticsで参照できる。エンティティは自動的に追加される
OCIコンソールには、もちろんAutonomous DBを監視する機能を持っていますが、多数のDBを集約的に監視したり、Autonomous DBの監査ログの値に基づいたアラート通知など、OMC側の機能も組み合わせて使用するメリットも多々ありそうです。