はじめに
この記事は、Cloud9でLaravelを用いてwebアプリを開発するためにLaravelの環境構築の方法を書いたものです。
Composerのインストール
ComposerとはPHPのプロジェクトが必要とするライブラリやパッケージを管理する「ライブラリ依存管理ツール」です。Composerの便利な点としては必要なパッケージを列挙すると自動でインストールしてくれる上に、パッケージ間の依存関係を解決してくれます。
それでは早速Composerをインストールしていきましょう。
# Composerのインストーラーをインターネットから取得と実行
$ curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
→ Composer (version 2.4.1) successfully installed to: /home/ec2-user/environment/composer.phar
この文が表示されていたらOK
# インストーラー実行により作成されたComposer本体をコマンドとして認識させるために特定のディレクトリに移動
$ sudo mv composer.phar /usr/local/bin/composer
# 動作確認
$ Composer
Laravelプロジェクト作成
先ほどインストールしたComposerを使ってlaravelをインストールしましょう。
# Composerコマンドでdevディレクトリ内にlaravelプロジェクト作成
$ composer create-project laravel/laravel --prefer-dist blog "6.*"
→ 今回はlaravelのバージョン6を使用する。(コマンド最後の数字を変えることでバージョンを変更可)
# プロジェクトのバージョン確認
$ cd dev/
$ php artisan --version
Laravelアプリケーションの動作確認
ここまででLaravelの環境構築は終了したので、アプリケーションを実行してみましょう。
$ cd dev/
$ php artisan serve --port=8080