目的
作業する際に、様々な検討事項や対応項目があり、経験上最大限必要と考えられる内容を記載する
作業内容や状況に応じて、取捨選択し活用いただければありがたい
作業前の準備
手順書の作成
- 事前作業
- 本作業
- 正常性確認
- 事後作業
- 切り戻し判定及び手順
- 切り戻し発生時は混乱が予想されるため、明確な判定基準が望ましい、例えば"5分以上の断が継続している場合、即時切り戻しを行う"
- チェック項目
- タイムテーブル
- 作業前意識合わせ
- 休憩時間
- サービス影響発生時間
- 切り戻し判定時間
- 切り戻し作業時間
- 体制表/連絡先
- 責任者
- 作業者
- 確認者
- 緊急時のエスカレーション関係者
- 監視部門
- ユーザ部門
- 上位責任者
- 関係部署
手順書レビュー
- 関係者レビュー
- 有識者レビュー
- 上長レビュー
日程調整
- 作業人員確保の観点
- その他関連業務への影響観点
- 作業重複の観点
- 日勤/夜間の実施観点
- 週明け/週末/連休前の観点
作業承認
- 上位者による作業実施の承認
事前通知
- 関係者/ユーザ周知
- 作業日時
- 作業内容
- 作業対象
- 影響内容
- 影響時間
- 作業凍結
作業当日
作業開始前の意識合わせ
- 作業体制の確認
- 作業内容
- 危険ポイントの確認
- サービス影響の確認
- 切り戻しポイントの確認
作業環境の準備
- 作業の周りに危険な物品や異常が無いか確認
- 想定外の異常が即時確認できる準備
- アラーム及びサービス状態の画面表示等
- 作業対象へのマーキング
- 養生
開始連絡
- 関係者への開始連絡
- 作業管理システムへの開始設定
事前作業
- 作業アラームの抑止やラベル設定等
- バックアップ取得
- ログ取得
本作業
- 作業者は手順書の内容を理解したものが実施する
- 手順書に記載していないコマンドは基本実行しない
- 確認者の確認をもってコマンドを実行する
- 指差し確認を行う
- 対象機器/ホスト/IP/丸タグ等
- 危険コマンドは声を出して読み上げ、対象と確認者の確認を徹底する
- 確認項目で異常があった場合、確認が取れるまで作業を止める
事後作業
- 作業アラームの抑止やラベル設定等の解除
- バックアップ取得
- ログ取得
- 事後正常性確認
- 事後ミーティング
- 作業手順の誤記
- 作業時に問題点/改善項目
- 関係者への追加周知事項
終了連絡
- 関係者への終了連絡
- 作業管理システムへの終了設定
作業後
- 体制維持
- 作業経過後に問題があった場合の体制維持